「ペットにGPSは必要なの?」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ペットと一緒に暮らす際、思わぬ事態によりペットが行方不明や迷子になる可能性があります。万が一の状況に備えるためにも、GPSを利用したいですよね。
本記事では、ペットにGPSをつける必要性について解説します。メリットや注意点についても述べているため、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ペットにGPSをつけるメリット
ペットにGPSをつけることに抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ペットにGPSをつけることにはメリットも存在します。以下では、ペットにGPSを利用するメリットについて解説します。
ペットが迷子になった時に見つけやすい
ペットにGPSをつけておくと、迷子になったときも見つけやすいメリットがあります。
完全室内飼いのペットでも、脱走してしまう可能性が考えられます。ペットが迷子になった場合、遠くに行ってしまう前に対応しなければいけません。
もし、ペットが迷子になり、時間が経つとペットがどこにいってしまったか検討もつかなくなります。
しかし、GPSをつけておけば、おおよその位置が特定できるため、すぐに発見できるでしょう。
ペットの留守番時も安心できる
GPSを利用すれば、ペットをひとりで留守番させているときでも安心です。
ペットを留守番させる場合、鍵を締め忘れて窓やベランダなどから脱走する可能性があります。
大抵は自ら脱走することはほとんどありませんが、万が一脱走してしまうと今後留守番させることも心配になります。飼い主様が安心できるようにするためにも、GPSの利用がおすすめです。
体内に埋め込まなくてもいい
ペットのGPSは身につけているだけで正確な位置を把握できるため、体内に埋め込む必要はありません。
マイクロチップのように埋め込む場合、手術が必要になりペットにも負担がかかります。しかし、GPS機能付きの首輪を利用すれば、身に付けるだけで簡単に利用できて便利です。
野良と間違われる心配がない
GPS付きの首輪を使用している場合、野良と間違えられる心配はありません。
万が一、ペットが脱走して首輪をつけていなければ、野良と勘違いされて保護される可能性があります。一度保護されてしまうと、見つけ出すことは困難です。トラブルを避けるためにも、GPS付きの首輪をつけておくと安心です。
ペットにGPSをつける際の注意点
GPS付きの首輪は一般的ではありませんが、ペットにつけておくと迷子や脱走した場合に安心です。
ただし、ペットにGPSつける際には注意すべきポイントが4つあります。以下では、ペットにGPSをつける注意点について解説します。
費用がかかる
GPS付きの首輪は、通常の首輪と比べても高価です。また、スマートフォンの電波を利用するGPS首輪の場合、通信費がかかります。
スマートフォンのアプリなどから簡単に位置情報を確認できますが、月額通信費が発生することを理解しておきましょう。
重さがある
GPS付き首輪は、GPS機器が内蔵されているため、通常の首輪と比べると重さがあります。
そのため、首が細い犬種や小型犬にとって、GPS付き首輪の重さが負担になる可能性が考えられます。
小型犬にGPS付き首輪を使用したい場合は、小型犬用の首輪を選びましょう。また、小型犬やシニア犬には、負荷がかかりすぎる可能性があるため、使用しないようにしてください。
電池切れの可能性がある
GPS付きの首輪に搭載されたGPS機器は、一定期間ごとに充電が必要です。したがって、充電し忘れると、使用中にバッテリー切れになるリスクがあります。
そのため、定期的に充電して、メンテナンスを行う必要があります。メンテナンスをしなかった場合、万が一の状況で使用できないこともあるため、注意が必要です。
壊れる可能性がある
GPS付きの首輪は、ぶつけたり、雨の日に散歩したりすると故障する可能性があります。
雨の日にも散歩する場合は、防水機能付きのGPSを使用すると故障の心配はありません。しかし、どれだけ注意していても故障する可能性があるため、定期的に確認しておきましょう。
ペットのためのGPSの選び方
ペットのためにGPSを利用する場合、GPSであれば何でもいいというわけではありません。
ペットのためにGPSを使用する場合は、選び方についても理解しておきましょう。以下では、ペットのためのGPSの選び方について解説します。
ペットのサイズから選ぶ
ペット用のGPSを選ぶ際は、ペットの体重や体型、大きさを考慮しましょう。
小型犬や猫には軽量でコンパクトなGPSが最適です。また、大型犬には、頑丈で耐久性のあるGPSが向いています。GPSを利用する際は、首輪に取り付ける際の重さや装着感も検討しなければいけません。
小型犬や猫には軽量でコンパクトなGPS、大型犬には装着感と耐久性があるGPSを選びましょう。
防水や耐衝撃性があるものを選ぶ
ペットのGPSを選ぶ際には、防水性と耐衝撃性があるかが重要です。
防水性がある場合、突然の雨や水たまりによる損傷からGPSを守れます。また、耐衝撃性があれば、ペットが活発に動いて衝撃があってもGPSを守れるため、長期使用にも向いているでしょう。
ペットのGPSを選ぶ際は、防水性と耐衝撃性を確認することで、ペットの安全を確保できます。そのため、GPSを購入する際は必ず確認しておきましょう。
電池の持ち時間から選ぶ
ペットのためのGPSを選ぶ際は、電池の持続時間も考慮する必要があります。
長時間バッテリーがあるGPSであれば、ペットが広範囲で移動してもバッテリー消耗が少なく、安心です。GPSの中には、数日から数週間の長時間稼働も可能なモデルが存在します。
そのため、頻繁な充電作業も省けて、ペットが行方不明になった場合でも迅速に対応できるでしょう。選択肢の中で、バッテリーの性質や充電の手間を比較しつつ、GPSを選ぶことが重要です。
ペットを守るためにもGPSをつけよう
本記事では、ペットにGPSをつける必要性について解説しました。
ペットにGPSを必ずしも付ける必要はありませんが、GPSを利用すると、万が一の脱走や迷子の場合でも安心です。また、室内飼いの場合でも、目を離している間に脱走してしまうこともあります。
ペットを留守番させることが多い場合でも、もしもの場合にGPSをつけておくと安心して留守番を任せられるでしょう。
COCOペットでは、ペットのお役立ち情報をほかにも発信しております。飼育の際の参考になるかと思いますので、ぜひ参考にしてください。