「ピットブルが亡くなってしまったが火葬はどのようにしたら良いのか分からない」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ピットブルを飼育している飼い主様は日本であまり多くないため、情報の少なさに加え自治体によっては規制も設けられています。
そのため、他の犬種と比べ火葬できないといった問題も起こってしまうでしょう。そのような場合、どうしたら良いのかを解説します。
目次
ピットブルを火葬できる場所
大切なペットが亡くなってしまったのなら、安らかに旅立って欲しいと思うものです。ピットブルは身体が大きい犬種ですので、火葬できる場所が限られる場合があるでしょう。
どのような場所でなら火葬できるのかご紹介いたします。
ペット火葬専門業者に依頼する
ピットブルの火葬を行って貰うためには、ペット火葬専門業者に依頼をするのが良いでしょう。
専門業者であれば、身体の大きなピットブルでも火葬することは可能です。その他にも、様々なオプションや飼い主様に寄り添ったサービスも充実しています。
専門業者により料金等に違いはありますが、断られてしまう可能性は低いため、ペット火葬専門業者に依頼し火葬をしてもらうことがおすすめです。
COCOペットでは、24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。
わからないことや不安なことがあれば、お気軽にご相談ください。
ペット葬儀のプロCOCOペット
火葬を許可している自治体
ピットブルは「特定犬」に指定されている自治体があるため、火葬の許可が下りない場合があります。
そういった場合は、規制がない自治体を探さなければなりません。隣の県もしくは隣の市に規制があるかないかを事前に調べておく必要があるでしょう。
民間の火葬業者に火葬をお願いする場合は、ピットブルを火葬できる火葬炉があるかどうかも合わせて調べることをおすすめします。
ピットブルの火葬が難しい理由
ピットブルはイギリスやアメリカなどの一部の海外では「危険犬種」として、飼育自体が禁止されています。
日本では一部の自治体を除き、規制はありませんが火葬を断られてしまう場合もあるようです。その理由をご説明いたします。
自治体の条例
ピットブルは札幌市、水戸市、茨城県、佐賀県の4自治体で「特定犬」として指定されており、2024年3月現在で飼育は規制されています。
火葬も同様に規制がかかっているため、火葬を行うことはできません。
飼い主様がお住まいの地域が、特定犬の指定がある自治体かどうかを確認する必要があります。
民間の火葬業者の規則
ピットブルは犬種としては中型犬の部類にはなりますが、子犬でも体高・約30cm、成犬ではオスは体高・46~56㎝、メスは体高・43~50㎝と大きく、オスの方がより大きくなる傾向があります。
民間の火葬業者の場合、ご遺体が火葬炉に入らないといったことがあり火葬を断られてしまうケースもありますので注意しましょう。
火葬場所を選ぶ際の注意点
ピットブルの火葬場所を選ぶ際に下記の内容に注意して選んでみてください。
- ピットブルの火葬実績があるか・ないか
- 火葬料金が明確か
- 火葬にかかる時間はどのくらいか
- プランやオプションサービスはどういったものがあるか
- アクセスは便利か
- 口コミや評判はどうか
ピットブルを火葬する際の種類
火葬の種類は主に4種類あります。飼い主様ができること・できないことがあるため、どのようなお別れを希望しているかで火葬の種類を選ぶ必要があります。
火葬の種類別にご紹介いたします。
合同火葬
ペット火葬業者に依頼した日時にスタッフがご自宅にお迎えに上がり、ご遺体をお預かりいたします。
他のペットと一緒に火葬した後、納骨までをスタッフが行うためご遺骨は飼い主様の元には返骨されませんので注意が必要です。
一任個別火葬
個別でペットの火葬したのち、スタッフの手でご遺骨を収骨させて頂き骨壺に納めます。
飼い主様が立会いや収骨はできませんが、ご遺骨は返骨してもらえます。
立会い個別火葬
個別でペットの火葬から立会うことができ、最後まで寄り添ってお別れする事が可能です。
火葬終了後ご遺骨の状態を確認し、収骨も飼い主様ができます。
特別火葬
ペット火葬業者や霊園によっては、オプションで様々なサービスを受けることが可能です。
大切なペットとの最後のお別れのため、事前に様々な情報を集めておくことで飼い主様も安心してお見送りできるでしょう。
ペットロスになってしまう前に
大切なペットが亡くなってしまうことでペットロスになってしまう飼い主様もいらっしゃいます。ぽっかりと空いてしまう穴を埋めることは簡単ではありません。
ペットロスになってしまう前にできることをご紹介いたします。
生前から準備できること
残念ながらペットは人間である私達よりも寿命が短い生き物です。そのため、看取り方や葬儀について事前に話し合い、心の準備をしておく必要があります。
信頼できる獣医師に健康管理や終末期のケアの相談をしたり、ペット仲間と交流したりしてペットとの思い出を増やし、記録を取っておくことも良いでしょう。
亡くなった後でもできること
素直な気持ちを表現し、悲しみを共有してください。同じ経験をした人達と交流することも良いでしょう。
周りに助けを求めることも必要ですし、それが難しい場合は「ペットロス相談窓口」の活用もおすすめします。
ぬいぐるみやアクセサリーを作る
思い出の品として生前使っていたものを取っておく飼い主様は多いでしょう。
他の選択肢として写真から生前の姿・毛並みを再現したぬいぐるみやご遺骨を使いアクセサリーを作ってくれる業者もあります。
より身近に感じられる思い出の品を作ることが可能なためゆっくりと心の整理をしていくことができるでしょう。
まとめ
ピットブルの火葬は自治体によっては難しい場合がありますが、事前の確認やペット火葬専門業者に依頼すれば火葬することは可能です。
大切なペットの納得のいくお見送りをするためにも、飼い主様が知っておかなければいけないことやしておかなければならないことは多いでしょう。
亡くなってしまってから火葬できないとならないように、生前から情報を集めておくことが大切です。
cocoペットでは、火葬・葬儀を主に取り扱っております。大きい犬種は40kgまで対応しているため、ピットブルの火葬も可能です。ぜひお気軽にご相談ください。