自宅で飼っている金魚が亡くなった際に「どのように供養をしたら良いのだろうか」「自宅で埋葬して良いかわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

供養する方法はいくつかあるため、飼い主様の希望をもとに、どの方法が良いか前もって決めておくのがおすすめです。

この記事では、金魚が亡くなった場合の供養方法や火葬の種類、値段について解説します。

金魚の供養方法

金魚が亡くなった場合は自宅で埋葬するほか、自治体へ火葬を依頼する方法や、民間の火葬業者へ依頼する方法で供養できます。

はじめに、各供養方法を詳しく解説します。

自宅で埋葬する

金魚が亡くなったら、自宅の庭や植木鉢に埋めて埋葬することが可能です。自然に返してあげられるからと、この供養方法を選択する方は多いでしょう。

ほかの供養方法と比べて、費用を抑えられる点も利点です。ただし、埋める場所によっては動物に掘り起こされたり、異臭がして近所トラブルになったりする可能性があります。

自宅で埋葬する場合は、なるべく深い位置に埋めたり、掘り起こされないように対策をしたりなど工夫しましょう。火葬をしてから埋骨するのも良い方法です。

なお、埋葬できるのは私有地に限られます。公園に埋めたり、川や海に流したりするのは、法律で禁止されているため注意しましょう。

自治体に火葬を依頼する

自治体によっては、飼っていた金魚を火葬してくれるところもあります。費用は1,000円〜1万円ほどが相場です。

自治体での火葬は、ほかのご家庭で飼っていた動物と一緒に火葬をする合同火葬が一般的です。自治体によっては、家庭の廃棄物と一緒に火葬されるケースもあります。

民間のペット火葬業者へ依頼する

近年、異臭などのトラブル防止や埋葬する場所がないなどの理由から、民間のペット火葬業者に供養を依頼する方も増えています。民間のペット火葬業者であれば、金魚を火葬してくれるところもあり、サービスも手厚くゆっくりとお別れできます。

火葬の種類は、合同火葬・一任個別火葬・立会い個別火葬が一般的です。合同火葬は、ほかのご家族が飼っていたペットと一緒に火葬をする方法です。一任個別火葬は火葬業者に火葬から収骨までを一任するプラン、立会い個別火葬は火葬から収骨まで飼い主様が立ち会えるプランです。

COCOペット(ココペット)での火葬にかかる値段は、以下のとおりです。

火葬の種類値段
合同火葬6,600円~(税込)
一任個別火葬1万6,500円~(税込)
立会い個別火葬1万8,700円〜(税込)

なお、COCOペット(ココペット)では、立会い個別火葬とたくさんのお花飾りがセットになった「お花で送るペット火葬」のプランもお選びいただけます。

金魚が動かなくなった場合の対応方法

金魚が動かなくなってしまったときは、慌てずに以下の手順で対応してください。

亡くなっているかどうかを確認する

飼っている金魚が動かなくなった場合、亡くなっていると思う飼い主様も多いでしょう。しかし、金魚は水温により冬眠状態になることがあるため、本当に亡くなっているかどうか確認する必要があります。

以下の項目をチェックしてみてください。

  • エラが動いているか
  • 口を動かしているか
  • 体を触ったときに反応があるか
  • 目が白く濁っていないか

金魚は、エラが動いていない場合でも数時間から半日ほどは生きることがあるため、亡くなったかどうか判断が難しい場合は、1日様子を見てみましょう。また、体を触る際は、金魚が火傷をしないように手袋をしてから触れてください。

ご遺体が乾かないように安置する

残念ながら金魚が亡くなっていた場合は、以下の手順で安置します。

  1. 水槽から金魚を取り出して、ご遺体を水で優しく洗う
  2. 濡らしたキッチンペーパーやハンカチでご遺体を包む
  3. プラスチックなどの入れ物にご遺体を寝かせ、保冷剤で冷やす

供養するまでは、涼しい場所でご遺体を保管するのがおすすめです。夏場など気温が高い季節は、クーラーで室温を調節しましょう。

火葬をしたあとのお骨の取り扱い方法

金魚を火葬したあとは自宅で供養をするほか、ペット霊園などのお墓に埋葬する、納骨堂に収骨する、散骨するといった方法で供養をする方もいます。お骨の取り扱いは、飼い主様が後悔しない方法を選べば問題ありません。

ここからは、火葬をしたあとのお骨の取り扱いについて解説します。

自宅で供養をする

亡くなった金魚をいつでも身近に感じられる方法です。この供養方法を選ぶ場合は、火葬後にお骨を返骨してもらえるプランを選ぶようにしましょう。また、お骨を自宅に置いておく場合は、風通しが良い部屋に安置し、気密性の高い骨壷を用意することで、カビを防げます。

COCOペット(ココペット)では、仏壇や写真立て、持ち運びできるキーホルダーなど、さまざまなメモリアルグッズを取り扱っています。

ペット霊園のお墓に埋骨する・納骨堂に収骨する

火葬後、ペット霊園のお墓に埋骨したり、納骨堂に収骨したりすることも可能です。この方法は、自宅に仏壇などを置く場所がない方に適しています。

ペット霊園では、個別のお墓に埋骨したり、ほかのご家族が飼っていたペットと一緒に埋骨したりできます。納骨堂はお骨を保管する施設で、ペット用の納骨堂は、個別タイプだけではなく、ほかのペットと一緒に納骨するタイプも選ぶことが可能です。

埋骨を考えているペット霊園や納骨堂がどのようなタイプであるかは、事前に確認しておきましょう。

COCOペット(ココペット)では、提携しているペット霊園の紹介も可能です。場所など詳しく知りたい方は、お問い合わせください。

散骨する

ペットのご遺体の埋葬は、法律により私有地のみと決められていますが、火葬後のお骨を細かく砕いた粉骨であれば散骨が可能です。

しかし、許可なく他人の私有地や公共の場へ散骨するとトラブルになる可能性があるため、散骨する場合は必ず許可を取るようにしましょう。

ペット火葬業者の選び方

ペット火葬業者を選ぶ際は、以下の条件に該当する業者を選ぶと安心です。

  • 実績が豊富
  • 小動物に対応している
  • スタッフが信頼できる
  • 料金が明記されている

金魚は犬や猫よりも体が小さいため、お骨を残せるかどうかはペット火葬業者によって異なります。なるべく実績が豊富なところや、小動物に対応しているところを選ぶようにしましょう。

複数の業者で迷った場合は、口コミを参考にするのもおすすめです。

関連記事:ペット火葬業者の選び方と火葬プラン|安心して任せられる業者を選ぼう

まとめ

この記事では、金魚の供養方法や亡くなった場合の対応方法、ペット火葬業者を選ぶ際のポイントなどを紹介しました。

金魚を供養する方法として自宅で埋葬する方法のほか、自治体に火葬を依頼する方法や、民間のペット火葬業者へ依頼する方法があります。それぞれ特徴が異なるため、飼い主様の希望に合う方法を選ぶことが重要です。

COCOペット(ココペット)では、金魚の火葬も承っております。生前のお見積りも可能なため、お気軽にお問い合わせください。

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