「シェパードの火葬ってどうすればいいの」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

大型犬ということもあって、シェパードは火葬方法が大変だと思う飼い主様が多いかもしれません。しかし、必要な準備さえしておけばシェパードの火葬は決して難しいものではありません。

本記事では、シェパードの火葬に必要な準備と葬儀後の供養方法に関してわかりやすく紹介します。

シェパードとは?

シェパードとは?

シェパードは警察犬として認知度が高い大型の犬種です。その他にも特徴があるため、以下で解説します。

名前の意味は「ドイツの牧羊犬」

シェパードはドイツ原産の犬であり、大型犬の部類に入る犬種です。その名の通り、ドイツの牧羊犬として活躍していました。しかし、それだけでなく災害救助犬から警察犬、補助犬まであらゆる場面で人間を助けている犬でもあります。

シェパードは種類が多い犬種としても有名です。代表的なジャーマン・シェパード・ドッグをはじめとして、オーストラリアン・シェパード・ドッグやホワイト・シェパード・ドッグなど60種類以上のシェパード犬が存在します。

シェパードの創始者は「マックス・フォン・シュテファニッツ騎兵少尉」といわれており、愛犬のホーラントは現代に現存するシェパード犬の祖先です。

鋭い顔と力強い筋力が魅力ポイント

シェパードは特殊訓練を必要とする作業を生業にする犬種でもあります。そのため、丈夫な体と筋力を備えているのです。さらにシェパードは体長の方が体高より長く、俊足でジャンプ力も高いという才能を持っています。

鋭い顔に力強い筋肉と素早さなどを駆使して犯罪者を捕まえたり、持久力の高さで遭難者を見つけたりと警察犬や救助犬として活躍しているのです。

知的あふれる性格の持ち主

シェパードは忠誠心が強く、服従心とともに訓練にも積極的に励む犬種といわれています。知的あふれる性格であり、洞察力と思考力から勇敢な振る舞いを見せる犬です。だからこそ、警察犬や補助犬として有望なのでしょう。

警戒心が非常に強く、信頼関係を築くには時間がかかりますが、一度懐いてしまえば飼い主様に従順で忠実な愛犬になります。

シェパードの火葬前に必要な事柄

シェパードの火葬前に必要な事柄

シェパードの火葬前に必要な事柄は以下の3つです。

  • 大きめのバスタオルとペットシート
  • 大きめの保冷剤
  • 死後硬直が始まる前に手足を折り曲げる

いずれも必ず「火葬前」に行ってください。

大きめのバスタオルとペットシート

犬は死後に体の体液が体外へ漏れ出すことがあります。シェパードの体に体液がついたままにならないようにバスタオルやペットシートを敷いてあげましょう。

シェパードは大型犬なため、なるべく大きめのバスタオルとペットシートを用意しておくことが必要です。ペットショップなどで適切な大きさのものを店員に聞くなどして準備しておいてください。

大きめの保冷剤

亡くなった直後からシェパードのご遺体を腐敗させないために、ご遺体を冷やす必要があります。他の犬よりも体が大きいため、大きめの保冷剤を用意しておいてください。

頭の下と胸の下あたりに置いてあげると良いでしょう。その際は、シェパードのご遺体に直接保冷剤が触れないように布で包むなどの注意を払ってください。

死後硬直が始まる前に手足を折り曲げる

シェパードのご遺体の死後硬直が始まる前に手足を折り曲げることも必要です。犬も動物なため、死後には体が硬直していきます。そのまま放っておくと手足が伸びたままとなり、棺や火葬車に入れることが難しい状態になりかねません。

そうしたことを防ぐためにも、死後硬直する前に手足を折り曲げてあげてください。大型犬のため、ご家族に手伝ってもらうのも良いでしょう。

シェパードの火葬方法

シェパードの火葬方法

シェパードの火葬方法には、「立会い個別火葬」「一任個別火葬」「合同火葬」があります。立会い個別火葬は、飼い主様とご家族が揃って火葬の様子を最初から最後まで見守ることができる火葬方法です。お骨上げやご返骨もできます。

一任個別火葬は、お骨上げや納骨を専門スタッフに任せてご遺骨だけもらうことができる火葬方法です。お骨上げはできませんが、ご返骨は可能なためご自宅で供養することができます。

合同火葬は他のペットたちと一緒に火葬する方法です。費用も安く、霊園での埋葬まで全て専門スタッフが丁寧に行います。しかし、他のペットの骨が混じるため、ご返骨はできません。

シェパードにぴったりの供養方法とは?

シェパードにぴったりの供養方法とは?

シェパードにぴったりの供養方法は以下の4つです

  • 敷地内に墓地を作る
  • 思い出の場所に散骨する
  • 立派な仏壇を自宅内に置く
  • 遺骨ペンダントをお守りに

いずれもシェパードの性格に合わせた供養方法になりますが、個体ごとに性格は少しずつ異なります。ご自身の愛犬に一番合う供養方法を行なってください。

敷地内に墓地を作る

敷地内に墓地を作ることはシェパードという犬種にとって良い供養方法のひとつになります。シェパードは家族を守り、誰かを助けることを生きがいとする犬です。飼い主様を一番近くで見守り続けられることは幸せに違いありません。

思い出の場所に散骨する

シェパードは運動必須の犬なため、必ず散歩した道や運動場所があります。天国へ行ってからも好きな場所で思いっきり走れるように散骨するのも良い供養方法です。場所自体が散骨不可能な場合もあるため、散骨可能か必ず自治体に聞いてみてください。

立派な仏壇を自宅内に置く 

ご自宅内におけるサイズの仏壇を設置するのも立派な供養方法です。飼い主様のシェパードが作業犬として活躍していた場合は、トロフィーなども一緒に飾ると良いでしょう。

COCOペットでは次のような商品を取り扱っております。ご購入の参考にしてみてください。

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遺骨ペンダントをお守りに

シェパードのご遺骨をペンダントにしたメモリアルグッズを作るという供養方法もあります。シェパードは忠誠心の強い犬なため、死後も飼い主様を守ってくれるでしょう。お守りとして普段から身につけてあげてください。

COCOペットには次のような商品があります。ご購入の際にお確かめください。

カラーカプセル キーホルダー&ネックレスチェーン付

シェパードが介助犬や警察犬の場合は?

シェパードが介助犬や警察犬の場合は?

前述してきた通り、シェパードはあらゆる現場で人間のために働いてきました。そのため、作業犬として働いたシェパードの亡骸は各地で慰霊碑に埋葬されます。介助犬の場合は補助犬慰霊碑、警察犬の場合は警察犬の慰霊碑に埋葬されるのです。

命日になるとそれぞれの慰霊碑の前で介助犬の飼い主や警察官がおやつや生花を供えて黙祷する姿が見られます。

たくさん助けてもらったシェパードに最期の瞬間はたっぷり恩返し

たくさん助けてもらったシェパードに最期の瞬間はたっぷり恩返し

本記事では、シェパードの火葬に必要な物と供養方法を紹介しました。シェパードは人を守るために存在する犬種であり、人間側はシェパードに感謝しなければなりません。

最期の時まで誇りを忘れない姿で天国へ行けるように、火葬プランや供養方法を考えましょう。

また、訪問火葬サービスのCOCOペットでは24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。

お見送りの際の火葬プランも、ペットの種類によって6,600円(税込)からさまざまなプランを提供しており、一般的な猫や小型犬であれば、17,600円(税込)から、中型犬であれば28,600円(税込)から、火葬方法やご供養の希望によってプランを選んでいただけます。

埼玉、東京(島しょ部除く)、千葉、神奈川、茨城エリアで最安を目指していますので、ペットのお見送りについてお考えの方は一度ご相談ください。

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