「ミニチュアピンシャーをきちんと火葬して供養してあげたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これまで大切な時間を一緒に過ごしてきたミニチュアピンシャーだからこそ、最期はきちんとしたお別れをしてあげたいですよね。
後悔のない火葬をしてあげるためにも、火葬の種類や供養について知っておくことは大切です。
本記事では、ミニチュアピンシャーの火葬方法や料金相場、代表的な供養方法について解説します。
目次
ミニチュアピンシャーの基本情報
ミニチュアピンシャーはスリムな四肢が特徴的な犬種です。
成犬時の体高は25~30cmで、体重は4~6kgほどであり、小型犬に分類されます。
性格は明るく元気いっぱいで遊ぶことが大好きです。好奇心旺盛なため少々やんちゃしてしまうこともありますが、頭も良くしつけにも困らないでしょう。
平均寿命は12~16歳と言われており、小型犬の中では平均的な部類に入ります。
ミニチュアピンシャーが亡くなったらまずやること
ミニチュアピンシャーを悔いなく火葬してあげるためには、亡くなった直後にやるべき大切なことがいくつかあります。
以下では、ミニチュアピンシャーが亡くなったらまずやることについて解説します。
ご遺体を手入れする
ミニチュアピンシャーが亡くなると、死後硬直が手足から始まっていきます。
手足が伸びたまま硬直してしまうと、棺に入らない可能性があるため、亡くなった後はできるだけすぐに四肢を折りたたんで寝ている体勢にしましょう。
体勢を整えたら、固く絞ったガーゼで体を拭いてあげ、ブラッシングをして毛並みを整えます。口や肛門から体液が漏れ出る場合は、ガーゼなどでふき取りましょう。
体を冷やして安置する
ご遺体は時間が経つにつれて腐敗が進んでいくため、きれいな状態を保つためにもご遺体の冷却は必須です。
ダンボールにペットシーツなどを敷いてご遺体を寝かせたら、保冷剤やドライアイスをご遺体に当てます。
内臓に近い場所が腐敗しやすい箇所になるため、頭やお腹を中心に冷やすと良いでしょう。
また、外気が触れても腐敗を進めてしまうため、できるだけ風が当たらない日陰に安置してください。
火葬業者に連絡する
適切にご遺体の安置を行うと、2~3日はきれいな状態を保てるため、その間に業者に連絡して火葬を手配しましょう。
主な依頼先としては以下があります。
- 訪問ペット火葬業者
- ペット霊園
- 地方自治体
業者に依頼する場合は予約が埋まってしまったり、自治体の場合は受付時間を過ぎてしまったりすることもあるため、日程の確保は最優先に行いましょう。
また、ペットの火葬に関する不明点があれば、このタイミングで確認しておくと安心です。
ミニチュアピンシャーの火葬方法
ミニチュアピンシャーを火葬する方法はいくつかあり、それぞれ特徴が異なります。以下では主な火葬方法について4つ紹介します。
合同火葬
合同火葬は、他のペットと一緒に火葬する方法です。火葬後は他のペットのご遺骨と一緒に、合同のお墓に埋葬されます。
ご遺骨の返却はありませんが、その分安く火葬を行えるため、火葬にかかる費用を抑えたい方におすすめです。
また、飼い主様の中には他のペットと一緒に埋葬するため天国でも寂しくない、といった想いを込めて合同火葬を選択される方もいらっしゃいます。
一任個別火葬
一任個別火葬は、ペット単体で火葬できる方法です。火葬場のスタッフにご遺体を預け、火葬から収骨までを一任します。
合同火葬と違いご遺骨が混ざらないため、火葬後には骨壺に納められたご遺骨が飼い主様の元へ返ってきます。
最近では、ペットと一緒に入れるお墓や、ご遺骨を納められるアクセサリーなどもあり、ご遺骨を残したいという飼い主様のご希望に応えられる火葬方法です。
立会い個別火葬
立会い個別火葬はペット単体の火葬からお骨上げ、返骨までの工程に飼い主様が立会える方法です。
葬儀業者により、オプションでお別れのセレモニーや火葬前の読経を行ってくれる場合もあるため、親族や友人を呼んで手厚く見送ってあげたい場合におすすめの火葬方法です。
ただし、他の火葬方法と比べ、サービスが手厚い分、料金も高めに設定されています。
訪問火葬
訪問火葬は、火葬炉を搭載した車で飼い主様のご自宅まで訪問し、火葬を行う方法です。
直接火葬場に行く必要がないため、高齢の方や体が不自由な方、火葬の時間が取れない方に人気の火葬方法でしょう。
また、訪問火葬ではある程度、火葬場所を選べるため、ご自宅先や思い出の散歩道などで火葬ができます。
なお、ほとんどの訪問火葬業者は24時間対応しているため、早朝や夜間など飼い主様の都合の良い時間帯に火葬できる点も大きなメリットです。
ミニチュアピンシャーの火葬料金
火葬方法 | 費用相場 | サービス内容 |
合同火葬 | 16,000~20,000円 | 合同火葬 霊園紹介 |
一任個別火葬 | 22,000~27,000円 | 個別火葬 霊園紹介 ご返骨(骨壺・骨袋込み) |
立会い個別火葬 | 25,000~29,000円 | 個別火葬 霊園紹介 お骨上げ ご返骨(骨壺・骨袋込み) |
お花で送るペット葬 | 55,000~59,000円 | 個別火葬 霊園紹介 お骨上げ ご返骨(骨壺・骨袋込み) お花飾り |
上記は、ミニチュアピンシャーの火葬をCOCOペットに依頼した場合の料金相場です。
火葬にかかる料金はプラン毎に大きく変動するため、ミニチュアピンシャーをどのように供養したいかをよく検討してプランを選択することが大切です。
ミニチュアピンシャーの供養方法
火葬後はミニチュアピンシャーを忘れないためにも供養してあげましょう。供養方法はいくつかあるため、以下で解説します。
自宅に置いて供養する
ご遺骨が返却された場合は、自宅に骨壺を置いて供養できます。
自宅に置く場合は、ペット用の祭壇や生前の写真を置くと良いでしょう。いつまでもミニチュアピンシャーを傍に感じていたい方におすすめの供養方法です。
お墓や納骨堂に納める
ペット用のお墓や納骨堂に納める方法も多く選ばれる供養方法です。
お墓や納骨堂はペット霊園が管理していることがほとんどなため、ご遺骨の管理や供養を代理で行ってくれます。
飼い主様の管理の手間はありませんが、年間の維持費がかかる場合があるため注意が必要です。
粉骨して海や山に撒く
ご遺骨を細かく砕いて粉状にし、海や山に撒く「散骨」という方法もあります。
自然の中にご遺骨を還してあげられる供養方法のため、ご遺骨の管理も費用もいらない点がメリットです。
また、全てのご遺骨を散骨する必要はなく、一部を手元に持っておくことも可能です。
ミニチュアピンシャーとのお別れを後悔のないものにしよう
本記事では、ミニチュアピンシャーの火葬方法について解説しました。ミニチュアピンシャーの火葬方法は大きく以下の4つになります。
- 合同火葬
- 一任個別火葬
- 立会い個別火葬
- 訪問火葬
火葬方法によりサービス内容や料金は大きく異なるため、内容をしっかり確認した上で、飼い主様のお気持ちやライフスタイルに最も合った方法で火葬してあげましょう。
また、訪問火葬サービスのCOCOペットでは24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。
お見送りの際の火葬プランも、ペットの種類によって6,600円(税込)からさまざまなプランを提供しており、一般的な猫や小型犬であれば、17,600円(税込)から、中型犬であれば28,600円(税込)から、火葬方法やご供養の希望によってプランを選んでいただけます。
埼玉、東京(島しょ部除く)、千葉、神奈川、茨城エリアで最安を目指していますので、ペットのお見送りについてお考えの方は一度ご相談ください。