「ペットの墓石ってどうしたらいいの」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
墓石は飼い主様のペットがこの世に生きた証。できる限り、立派で良いものを作ってあげたいと思うのは自然なことでしょう。本記事では、ペットの墓石を作る方法についてデザインやサイズ、価格までを分かりやすく紹介します。
また、墓石以外のペット供養方法を知りたいという方は、訪問火葬サービスのCOCOペットで24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けているためお問い合わせください。
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目次
ペットの墓石を作る方法とは?
ペットの墓石を作る主な方法は、主に2通りあります。ペットの墓石を作る専門店は多く存在します。
人間用の墓石と異なり、デザインも豊富にあるため、飼い主様の希望に沿った墓石を作ることが可能です。
専門の業者に注文する
ペット専用の墓石を作成する業者に注文する場合は、オリジナルの素材やデザイン、サイズを選べます。
代わりに、料金は比較的高額です。安価なものでも約3万円以上はすると考えておくとよいでしょう。
Amazonや楽天市場で購入する
Amazonや楽天市場などの通販サイトでもペット用墓石は販売されています。デザインは豊富ですが、丈夫な石材よりも樹脂性のものが一般的です。
さらに、リーズナブルな価格で販売されています。ペットのために墓石を購入したいけれど費用もなるべく抑えたいという飼い主様は、まずネット通販を閲覧することをおすすめします。
ペット用の仏壇やアクセサリーもある
ペット用の仏壇やアクセサリーなど、墓石以外の選択肢もあります。COCOペットでは、ペットの写真を入れた骨壷収納付きの屋内用仏壇や、仏具や骨壷も飾ることができるステージ型の仏壇などを販売中です。
墓石以外の選択肢も考慮してみたい飼い主様は、是非一度ご覧になってみてください。
ペット用墓石の主なデザイン
ペット用の墓石には、主に2種類のデザインがあります。
墓石の多くは御影石という石材で作られていますが、ネット通販など購入場所によっては樹脂製の素材で作られたタイプもありますのでご注意ください。
モダンタイプ
モダンタイプとは、人間のお墓と似たような形をした墓石です。名前とペットのイラスト、生没年を彫ることができます。花立てもついている場合があり、お墓参りの際に便利です。
素材には、国産の御影石が使われています。色もグリーンやグレー、ベージュと幅広い種類がある点が魅力的です。縦置きのものが一般的ですが、丸みをおびた形から真四角のものまでデザインが豊富にあります。
プレートタイプ
プレートタイプとは、地面に直接設置する墓石です。モダンタイプと同じく名前やイラスト、生没年を彫ることができます。
形は長方形から扇型まで幅広くあるため、飼い主様のお好みのものを選ぶことが可能です。プレートタイプも国産の御影石が使われており、透明感のある美しい仕上がりが期待できます。
ペット用墓石のサイズ
ペット用墓石のサイズは事前に確認して、適切なものを選ぶことが重要です。ご自宅の敷地内にオリジナルの墓石をたてるか、ご自宅内で供養するかで変わってくるため、飼い主様の供養方法に沿ったものをお選びください。
屋外用は高さ15cm以上もあり
屋外用の墓石は、デザインが異なっていても高さが15cm以上の場合がほとんどです。大型犬などの大きめのペットのご遺骨や骨壷でも納まるサイズになっています。
もちろん、小型犬や小動物のご遺骨であっても墓石をたてることは可能です。そのため「愛するペットのために立派な墓石を建ててやりたい」とお考えの飼い主様も安心してご購入いただけます。
屋内用は5cmほどのミニサイズ
屋内用の墓石は、5cmほどの墓石に名前と生没年が書かれたミニサイズが多いです。ご自宅のどこにでも気軽におけて、飼い主様の好きなときにペットを供養できます。
ミニサイズであれば、人の目も気にせず使用できるでしょう。また、屋内に置いてあるため、雨風を心配する必要もありません。簡単な掃除さえしていれば、大切なペットの墓石をいつでも綺麗な状態で保つことができます。
ペット用墓石の価格とは?
ペット用墓石の価格は、依頼する場所により異なります。選んだ墓石のサイズやデザインのほか、生前のペット写真をシルエット化するなどのオプションが付くと価格も変動します。
墓石自体の価格だけではなく、オプションも含めての価格を考慮するように気をつけてください。
専門店の場合は約3万円から5万円
専門店の場合は、大体3万円から5万円ほどで墓石が購入可能です。しかしながら、素材である御影石の量やデザイン、サイズにより価格に幅があります。
また、人間のお墓と同じサイズにする場合は約100万円以上の価格になることもあるため、ご注意ください。
専門店で墓石を購入する場合、事前に予算以内で依頼できるかどうかについて相談し、適切なサイズを選びましょう。
ネット通販の場合は約1万円から3万円
楽天市場では専門店の墓石も扱っていますが、Amazonや他のネット通販サイトで注文する場合は数千円から1万円ほどの墓石が多いです。
高めの価格でも3万円ほどになります。サイズは小さめのものから大きめのものまであり、御影石か樹脂製であるかなど素材により価格は変動します。
であるかなど素材により価格は変動します。
ペットの墓石を置く場所は?
ペットの墓石を置く場所はペット霊園か自宅の敷地が一般的です。置き場所を決めるポイントとしては、飼い主様がペットのお墓参りや供養をしやすい点に注目することです。
ペットの墓石を美しい状態のまま維持できるように、飼い主様が無理なく管理できる場所に墓石を置きましょう。
ペット霊園
火葬プランによりペット霊園に埋葬する場合は、霊園に墓石を置くことが可能です。ただし、ペット霊園により決まった形の墓石である可能性もあるため、オリジナルの墓石を置きたい飼い主様は前もってペット霊園に必ず確認してください。
また、近年ペット霊園が何の知らせもなく突然閉鎖する事態が続発しています。ペット霊園に墓石を置く場合は、お任せする霊園の経営状態や評判を口コミなどから調べて、最終的な利用の判断をしてください。
ご自宅の敷地内
屋外用の墓石であり、墓石を設置できる場所があればご自宅の敷地内に墓石を置くことができます。
ご自宅の敷地内であるため、墓石の周りに花を植えたり、レンガで囲ったりするなど飼い主様の思いのままに供養場所を作ることが可能です。ご自宅の敷地内で遊んだことのあるペットにとっては、何よりも安心できる設置場所となるでしょう。
ペットの墓石の選び方
ペットのための墓石を購入する際は、適切な墓石を選ぶことが重要です。ペットの墓石を選ぶ際はポイントが3つあります。以下では、ペットの墓石を選ぶ際のポイントについて解説します。
設置場所のサイズで選ぶ
ペットのための墓石は設置する場所に適切かどうか、サイズを決めて選ぶことが重要です。大型のペットには大きい墓石、小型のペットには小さい墓石を選びたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、設置場所に合ったサイズでなければ、墓石が合わず再び購入しなければいけなくなる可能性があります。そのため、設置する場所を想定して、スペースに合うサイズの墓石を選びましょう。
素材やデザインにこだわって選ぶ
ペット墓石を選ぶ際は、素材やデザインも重要なポイントです。素材で選ぶ場合は、明るめまたは落ち着いたトーンの素材を選ぶかを選べます。
また、デザインで選ぶ場合、伝統的なスタイルまたはモダンなスタイルなど、ペットのイメージに合わせて選んでみるのもいいでしょう。
予算に合わせて選ぶ
大切なペットのために、できるだけ豪華なペット墓石を選んであげたいと思う飼い主様もいらっしゃるでしょう。しかし、素材やデザイン、サイズにこだわって選ぶと費用が高くなってしまう可能性もあります。
できることなら高額な墓石を選んであげたいですが、飼い主様にも予算があるため、たくさんの費用をかけられないかもしれません。そのため、事前に予算を決めておき、予算以内で墓石が購入できるかで検討しましょう。
ペットの墓石を手作りする際に必要な材料
ペットの墓石は手作りすることも可能です。大切なペットのために、飼い主様ご自身でオリジナルの墓石を作ってあげたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以下では、墓石を手作りする際に必要な材料について解説します。
木碑
木碑とは、木からできた墓石のことをいいます。木碑の材料は、木片と油性のマーカー、油性ニスなどのコート剤が必要です。
木碑は木で作るため、自由に加工できます。そのため、ペットの名前や亡くなった日を油性ペンで書き込んだり、彫刻刀で彫ってあげたりすることも可能です。
しかし、屋外で木碑を設置する場合は、天候に影響されて劣化するスピードが早い可能性があります。
石碑
石碑とは、石で作られた墓石のことを指します。石碑の材料は、表面が平らな石や油性のマーカー、コート剤が必要です。
石碑は、彫ったり削ったり加工することは困難です。しかし、屋外に設置しても劣化しづらいため、多くの飼い主様に選ばれています。
石像型墓石
石像型墓石は、ペットの造形やペットが好きなものなど、形を自由に作れる墓石です。石像型墓石を作るためには、石粉粘土、絵の具、コート剤が必要です。
石粉粘土は、石を細かく粉末状にしたものに接着剤に似た薬剤が混ざったものを指します。紙粘土のように自由に形を変えることができ、乾燥すると固くなり、削ることも可能です。
また、紙粘土と比べると固く、重さもあるため、衝撃にも耐性があります。ペットの姿やイメージに合ったものを自由に作り、色を付けることもできるため、室内用の墓石に最適です。
金属の墓石
金属の墓石は、金属に文字を刻んだ墓石を指します。金属の墓石を作成するためには、金属やレーザー彫刻機が必要です。
金属墓石は、室内に設置してもインテリアとして利用できるため、人の目も気にならないでしょう。しかし、金属の墓石を作成するためには専門店に依頼しなければいけません。
そのため、場合によりコストがかかるでしょう。金属の墓石を作成する際は、市販の彫刻サービスが含まれているものを購入することをおすすめします。
ペットの墓石を設置する手順
ペットの墓石を設置するためには、まずご遺骨を埋葬する広さや深さを確保できるか確認することが重要です。ペットの墓石を最適な場所に設置するためにも、以下ではペットの墓石を設置する手順について解説します。
墓石を設置する場所を決める
ペット墓石の設置場所は、とくにルールはありません。そのため、自宅の庭や私有地であれば好きな場所に墓石を設置できます。
自宅内でペットが好きだった場所や思い出の場所があれば、墓石を設置する場所にも最適でしょう。また、自宅以外にも寺院やペット霊園の専用スペースにペット墓石を設置可能です。
ただし、人間のご遺骨は、寺院や霊園で定められた場所のみにしか埋葬できないため注意が必要です。
穴を掘る
墓石を設置する場所が決まったら、ご遺骨のサイズに合わせて穴を掘りましょう。最低でも1メートルの深さは必要です。
浅い場所に埋めてしまうと、害獣に掘り起こされたり、雨風の影響によりご遺骨が地表に露出したりする可能性があります。また、異臭トラブルで近隣に迷惑をかけないためにも、深くに穴を掘るようにしてください。
ご遺骨を包む
次に、ご遺骨を埋める前に、土に還る素材の布でご遺骨を包みましょう。プラスチック製のものは土に還らないため、選ばないようにしてください。
穴の底に石灰や腐葉土を撒く
ご遺骨を埋める前に、穴の底に石灰や腐葉土を撒いておきましょう。石灰の場合は穴の半分ほどに石灰を敷いて、ご遺骨を布で包んだ状態で収めて石灰や腐葉土をかけてください。
石灰や腐葉土を使用すると土に還るスピードが早くなるだけでなく、異臭を防ぐことができます。
穴を埋める
穴にご遺骨を入れたら穴を埋めましょう。ご遺骨が土に還った場合、体積が減り埋めた部分が凹んでしまうことがあります。
そのため、土を埋める場合は、土を盛ってどこに埋めたかわかりやすいようにしておきましょう。
墓石を設置する
ペットのご遺骨を埋めたら、埋めた場所に墓石を設置しましょう。ペットに合わせて墓石を選んであげると、ペットもきっと喜んでくれるはずです。
墓石を設置した後は、手を合わせて供養してあげましょう。
ペット墓石の管理も行うようにしよう
ペット墓石は、私有地や庭に建てて終わりというわけではありません。ペット墓石を設置した後も、管理してあげることが重要です。
ペット墓石も放置しておくと経年により劣化してしまいます。定期的に墓石の様子を見て、劣化が進んでいる場合は新しくしてあげると良いでしょう。
自宅の土地での管理が困難な場合、寺院や霊園に永代供養を依頼するのも手段の一つです。永代供養を頼めば、飼い主様だけでなく、今後もペット墓石の管理と供養を任せられます。
墓石を作って天国に旅立ったペットを供養しよう
本記事では、ペットの墓石を作る方法としてデザインからサイズ、価格などを紹介しました。墓石を作るにあたっては、専門店やネット通販など購入場所により価格だけでなく、デザインやサイズも異なります。
墓石のタイプにより、供養の仕方も異なるため、飼い主様がご自分のペットを供養しやすい墓石を探すことも大切なポイントです。
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お見送りの際の火葬プランも、ペットの種類によって6,600円(税込)から豊富なプランを提供していることが特徴です。
一般的な猫や小型犬であれば、17,600円(税込)から、中型犬であれば28,600円(税込)から、火葬方法やご供養の希望によってプランを選んでいただけます。
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