「ペットの思い出をどうやって残せばいいだろう」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ペットとの思い出は飼い主様にとって非常に大切なものです。愛するペットとの思い出をいつまでも忘れないようにしたいと思う気持ちは、動物と暮らしていた方なら当然のことでしょう。 本記事では、ペットの思い出を残す方法に関して祭壇やメモリアルグッズなどを中心に説明していきます。
目次
ペットの思い出を残す方法とは?
ペットの思い出を残す方法として、主に2種類の方法が挙げられます。
ペット供養方法は多種多様で、最近は火葬場ごとにオリジナルの供養グッズを提供していることもあります。自分にあった方法を選べれば、ペットとの別れに対する悲しみを癒すものになるでしょう。
仏壇や祭壇を設置する
手元へ気軽におけるサイズの仏壇や祭壇を設置するサービスが業者ごとに提供されています。仏壇や祭壇のデザインも豊富で、飼い主様が希望するものをじっくりと選択できる点が好評です。
メモリアルグッズを作る
メモリアルグッズとは、ペットのお骨や遺毛などから作られた品物になります。例としては、いつでも手元に持っておけるペンダントやキーホルダー、自宅に飾ることができるフォトフレームなどです。
10種類以上のメモリアルグッズがあり、愛するペットの形見として大切に保管できます。
ペットの思い出を残すメリット
ペットの思い出を残すことは、ペットが亡くなったことの現実味が帯びて悲しさが強くなりそうとお考えの方もいらっしゃるでしょう。しかし、ペットの思い出を残すメリットは主に3つあります。
ペットとの思い出を残そうか迷っている方は、以下を参考にしてみてください。
ペットを身近に感じられる
ペットとの思い出を残せば、いつまでもペットを身近に感じられます。ペットは家族の一員であり、思い出を残しておけば家族で過ごした楽しい時間や愛おしい姿を思い出せます。
例えば、写真やビデオで記録したり、ペットが生前愛用していた物を手元に残したりしておけば、ペットがいつまでもそばにいてくれるように感じられるでしょう。
ペットとの思い出を振り返られる
ペットとの思い出や形見を残しておけば、いつでもペットとの思い出を振り返られます。ペットがよく利用していたものやペットの写真や動画は、生前の楽しい日々を思い出せます。
そのため、ペットと過ごした楽しい時間や特別な思い出をいつでも振り返り、心のなかでペットの存在を感じ続けられます。また、思い出を振り返ることで、ペットとの絆を再確認し、心の癒やしにもつながるはずです。
ペットロスを緩和してくれる
ペットとの思い出を残すことは、ペットロスの緩和につながります。ペットは家族の一員として過ごしていたため、亡くしたときの悲しみは計り知れません。しかし、ペットとの思い出を形として残しておけば、悲しみを緩和できるはずです。
例えば、ご遺骨を手元供養したり、ペットの毛や足形などを残したりすれば、日常生活の中でペットと過ごした日々を思い出せます。そのため、ペットロスのつらさを少しずつ和らげ、心の癒す手助けとなるでしょう。
ペットの思い出として残せるもの
ペットとの思い出として残せるものといっても、具体的にはどのようなものを残せるかわからない方もいらっしゃるでしょう。ペットとの思い出として残せるものは、主に4つあります。
ご遺骨
ペットとの思い出として、ペットのご遺骨を残すのも一つの方法です。火葬後に納骨された骨壺からお骨を取り、ペンダントやネックレスなどのアクセサリーに納めれば、身に付けてペットをそばに感じられます。
ただし、ペット火葬の方法によってはご遺骨を返骨してもらえない場合があるため、注意が必要です。ペット火葬を行う場合は、事前に確認しておきましょう。分からない場合は、ぜひCOCOペットにお問い合わせください。
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ペットの毛や爪
ペットの毛を思い出として残すことは「遺毛」と呼ばれています。ペットの毛や爪、ひげ、鳥なら羽を思い出として残せます。
しかし、ご遺体を火葬してしまうと毛はすべて燃えてしまい、飼い主様の手元に戻ることはありません。そのため、思い出としてペットの毛や爪を残したいとお考えの方は、火葬前に取るようにしましょう。
また、ペットの毛は専門店に依頼すれば、ぬいぐるみやストラップなどに加工してくれます。飼い主様が残したい形を事前に考え、最適な方法を選びましょう。
ペットの足形
ペットの足形を残すのも、いい思い出となるでしょう。肉球や足の大きさはペットの成長やペットをより身近に感じられるため、おすすめの方法のひとつです。
ペットの足形を残す場合は、紙粘土で足形を取るか、足にインクを付けて足形を残すと良いでしょう。
ペットが亡くなってからでも足形は取れますが、家族に迎え入れた日から記録しておくと、よりペットの成長や思い出を振り返られます。
ペットのお気に入りのもの
ペットが毎日使っていたり、遊んでいたりしたものを思い出として残しておくことをおすすめします。首輪やおもちゃ、えさのお皿など、日常的に使用していたものを置いておけば、いつでもペットがそばにいたことを思い出せます。
また、新しくペットを迎える場合でも、先住ペットがかつて使用していたものを使用すれば、過去の思い出も振り返られるでしょう。
ペットの思い出を残す4つの準備
ペットの思い出を残す準備には、主に4つの工程が必要です。悲しみの中での葬儀準備で忘れてしまいがちですが、あとで後悔しないためにも覚えておきましょう。
爪や毛は火葬前に取って保管する
火葬をすると、ご遺骨以外は残らないため、ペットの存在を直に感じられる爪や毛は生前にとっておきましょう。爪は爪切りのときに、毛はブラッシングのときに抜けたものを保管します。湿気の被害に遭わないようにアクリルケースや桐箱などで保管してください。
一度、ご遺体を火葬してしまうと、ペットの毛や爪は燃えて亡くなってしまいます。そのため、必ず事前に取って保管しておきましょう。
写真や足形をとっておく
写真や足形はスマホカバーやバッグなどのグッズに加工しやすいものです。生前のうちに、なるべく多くとっておくと良いでしょう。
足形の場合は亡くなった後でも取れますが、元気なうちにインクで取る方がペットにとって負担がありません。インク以外に粘土で取る方法もあります。
洋服や首輪を綺麗に掃除する
洋服や首輪はリメイクして自宅においておけるように、良い状態を維持しておくことが肝心です。特に洋服は数が多く使用回数も多いため、ペットが気に入っているものは洗濯や状態維持を欠かさないようにしましょう。
返骨可能か事前確認をする
ご遺骨を形見として加工するグッズはとても多いです。そのために、火葬の場合は火葬業者から必ず返骨できるようにしておかなければなりません。
火葬プランにより、返骨が難しい場合もあるため、プランを立てるときから返骨について忘れずに事前確認をしておきましょう。
仏壇や仏具の種類
仏具や仏壇にも種類があり、主に実施されているのは3種類があります。飼い主様のペットは世界にたった1匹だけです。同じように供養に使う仏壇や仏具もペットに合ったオリジナルのものを用意しましょう。
自宅用のオリジナル仏壇
自宅用のペット仏壇はミニサイズのものから写真、骨壷まで収納可能なものがあります。デザインや形も数十種類あるため、自分のペットに合うものを選択できるでしょう。
COCOペットの商品には、骨壷も収容可能な供養BOXや写真も飾ることができる木で作られた温かみのある仏壇を販売しています。飼い主様のペットが喜ばれるものを探してみてください。
ペット用のオリジナルおりんや水入れ
人間用のものではなく、ペット専用のオリジナルおりんや、水入れも作られています。犬猫の形をしていたり、ウサギやインコ用の仏具セットもあったり種類が豊富です。
COCOペットの商品には、犬のモチーフをしたおりんや、足跡がスタンプされた可愛らしいフォルムの水入れなどが販売されています。供物皿や花立てなど全てがそろった仏具セットもあるため、仏具のデザインを揃えておきたい場合はセットのものをご覧ください。
ペット用のオリジナル骨壷
写真や名前入りのペット用オリジナル骨壷も作られています。骨袋や骨壷カバーもあり、亡きペットの写真を写したものや手触りの良いものなど種類が豊富です。
中には納骨堂に納めることができる骨壷もあります。骨壷の中にはご遺骨だけでなく、ペットの爪や歯なども納めることが可能です。
COCOペットの商品には、オーダーメイドで骨壷カバーに「写真」「名前」「没年」「メッセージ」を印刷できる品物があります。他にも、ペット用にも故人用にも使用できるアルミ製の骨壷も販売されているため、ペットと一緒のお墓に入りたい方はぜひご利用ください。
メモリアルグッズの種類
メモリアルグッズの主な種類は3種類あります。
いずれも自宅や外出先に持って行けるものばかりです。家族の一員であったペットが亡くなっても、メモリアルグッズによりその存在を身近に感じることができるでしょう。
オリジナルのメモリアルクッション
メモリアルクッションとは、生前のペットの写真からオーダーメイドで作ることができるペットのオリジナルのクッションです。背景デザインやサイズ、ペットの名前を入れることもできます。
COCOペットの商品には、水に強く出来た生地で作られるメモリアルクッションがあり、オーダーメイドで注文可能です。「名前」「没年」「メッセージ」を入れることができ、サイズも小さめなものから大きいものまで作れます。
メモリアル写真立て
オリジナルの写真立てにペットの写真を入れて位牌とするメモリアルグッズも人気です。写真立ての形もハート型から楕円形など幅広く、素材もアクリルやクリスタルから選ぶことができます。
COCOペットの商品には、虹の橋を描いた写真立てや写真や遺毛を入れて持ち歩ける手帳型のメモリアルポケットもありますのでホームページをよくご覧ください。
ご遺骨で出来たペンダントやキーホルダーのお守り
ご遺骨を小さなカプセルに納めてペンダントやキーホルダーのトップにつけたお守りもあります。カプセルのデザインは星形やハート型など幅広くあり、飼い主様の好きなものを選ぶことが可能です。
COCOペットの商品には、ご遺骨や歯を納めた足跡マークがあるカプセルキーホルダーや十字架のトップがついたペンダントなど一見すると普通のアクセサリーに見えるものまで販売されています。
ペットの思い出を残す際の注意点
ペットとの思い出を残す際の注意点は、主に3つあります。注意点を理解せずにペットとの思い出を残すと、きれいに思い出が残せず後悔してしまうかもしれません。以下では、ペットの思い出を残す際の注意点について解説します。
保管方法に気をつける
ペットとの思い出を残す際は、保管方法に注意が必要です。毛や爪、ご遺骨を保管する際は、湿度から守る必要があります。湿気がひどい環境で保管すると、ダニがわいたり、カビが生えたりします。
大切なペットの思い出にカビが生えたりダニが湧いたりすると、大切な思い出を処分しないといけなくなるリスクも高まります。
そのため、保管する際は必ず洗浄や除菌をし、湿気が少ない場所に設置しましょう。また、保管中も定期的に洗浄したり、天日干したりすればカビやダニの発生を防げます。
実際の店舗でメモリアルグッズを確認する
近年では、インターネットで多くのメモリアルグッズが販売されており、ペットにぴったりなものを選んであげられます。しかし、インターネットでの買い物は、実物を想像して選ぶ必要があり、理想通りのグッズを手に入れるのは困難です。
そのため、実店舗でメモリアルグッズを確認することが重要です。メモリアルグッズのサイズ感や見た目を自分の目で確認できます。
お店の数は多くありませんが、近くにペット専用のメモリアルショップがなくても、人間用の仏具を取り扱っているお店でペット用のメモリアルグッズが手に入れられる場合もあります。
実店舗でメモリアルグッズを購入する際は、事前に店舗があるか確認しておきましょう。
生前に作っても問題ない
ペットの思い出は生前から作っていても問題ありません。ペットとの思い出や形見を生前から残していても良いのか心配になる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、生前から思い出や形見をつくることに問題はなく、むしろペットとの時間をより深く過ごせるようになります。
生前に思い出を作ることは、ペットが健康で元気な状態を記録する良い機会でもあります。写真や動画を撮影し、日常のかわいい仕草や特別な瞬間を記録すれば、後から思い出も振り返りやすいです。記録はペットが亡くなった後も心の慰めとなり、ペットとの絆を感じ続けられるでしょう。
また、ペットとの思い出を共有することは、家族や友人とのコミュニケーションを深めることもできます。ペットを中心に話題を広がり、楽しい時間を共有すればペットの存在がより大きくなるはずです。
生前からペットとの思い出や形見を残しても問題ないことを理解し、積極的にペットとの思い出を残すようにしましょう。
愛するペットの思い出を素敵な形で残そう
本記事では、ペットの思い出を残す方法に関して仏壇やメモリアルグッズの紹介をしました。事前準備や費用はかかっても、ペットの思い出を残すことはペットロスといった心の悲しみを癒す効果があります。ぜひ、利用してみてください。
COCOペットでは、後悔のない別れができるように飼い主様のご意向にあったプランで、思い出に残る葬儀が可能です。24時間365日いつでもペット葬儀に関するご相談や生前のお見積りについてもご相談も承っていますので、お気軽にお問い合わせください。