ミヌエットとはペルシャとマンチカンの交配種で、短い手足と長い毛が特徴です。ミヌエットもペットである以上、必ず別れが訪れます。ただ飼育数の少ない希少種であるため、葬儀や火葬などの情報は見つかりにくいかもしれません。
本記事では、ミヌエットの火葬や葬儀について解説します。ミヌエットを飼育中の方や飼育を検討している方の参考になれば幸いです。
目次
ミヌエットを含むネコは火葬できる
ミヌエットも他のペットのネコのように火葬で見送ることができます。
火葬は人間と同じ弔い方ということもあり、愛猫のお見送りに最適な方法だと言えます。
ただし火葬の方法にも種類があるため、希望やご予算に合わせて選ぶと良いでしょう。
合同火葬
合同火葬は、他のペットのご遺体と合同で行う火葬のことです。ご遺体の引き渡しのみを行い、火葬や納骨は業者が行ってくれるため、費用や時間を抑えて火葬できます。
ミヌエットは体重が2〜4 kgであるため、費用相場は17,600円ほどです。
ペットの種類 | COCOペットにご依頼いただく際の費用 |
---|---|
極小動物(約10cm) | 6,600円 |
小動物(2kg未満) | 14,300円 |
うさぎ・ネコ・犬(2〜5kg) | 17,600円 |
ネコ・犬(5〜10kg) | 22,000円 |
注意点として、ご遺骨が返却されない点が挙げられます。ご自身でご遺骨を供養したい方は、他のプランを選択しましょう。
個別一任火葬
個別一任火葬とは、個別でペット火葬を行い、スタッフが収骨するプランです。火葬の後、自宅にご遺骨が届きます。供養の丁寧さと費用のバランスがとれた火葬プランです。
ご遺骨が供養できるため、供養も行えます。
ペットの種類 | COCOペットにご依頼いただく際の費用 |
---|---|
極小動物(約10cm) | 16,500円 |
小動物(2kg未満) | 20,900円 |
うさぎ・ネコ・犬(2〜5kg) | 24,200円 |
ネコ・犬(5〜10kg) | 29,700円 |
立会い個別火葬
立会い個別火葬は、最も丁寧な火葬プランです。ご遺体のお渡しからご収骨まで、愛するペットの側にいられます。丁寧な分、費用も高額です。
最大限の弔い方をすることで、愛するペットを悔いなくお見送りできます。
ペットの種類 | COCOペットにご依頼いただく際の費用 |
---|---|
極小動物(約10cm) | 18,700円 |
小動物(2kg未満) | 23,100円 |
うさぎ・ネコ・犬(2〜5kg) | 27,500円 |
ネコ・犬(5〜10kg) | 31,900円 |
ミヌエットの火葬場所
ミヌエットの火葬ができる場所は大きく分けて3つあります。それぞれの場所ごとにも火葬の特徴が異なります。
ペット霊園での火葬
ペット霊園では、ミヌエットを含むペットの火葬を行っています。火葬から納骨、供養までまとめて依頼可能です。
包括的なサービスがあり丁寧な分、費用は高額です。また火葬費用に加えて納骨費や霊園の管理費が加わるため、長期的に費用がかかります。ご予算と相談して決めましょう。
ペット火葬業者に依頼する
近年は、ペット火葬業者での火葬が主流です。プランにより内容や費用が変わるため、飼い主様のご予算や希望にあった選択ができます。
一部のペット火葬業者では、移動火葬車により火葬を行います。ご自宅前などのお好きな場所で火葬可能です。会場までの移動の手間が省ける点もメリットでしょう。
またご遺骨が返却されるプランを選択すれば、お好きな方法で供養できるため人気です。
自治体での火葬
自治体でもペットの火葬ができます。とにかく費用を抑えられる点が特徴です。例えば、札幌市ではミヌエットを含むネコの火葬を一律5,100円で承っています。
しかし、自治体での火葬は供養ではありません。どれだけ大切なペットであっても、扱いとしては「一般廃棄物」に含まれるためです。事前に自治体に確認し、内容に納得した上で依頼しましょう。
ミヌエットの火葬以外の弔い方
ミヌエットのご遺体は、火葬する以外にも選択肢があります。しかし火葬以外の弔い方をする場合は、注意点や制限があるため、事前に把握しておくべきです。
私有地に土葬する
ミヌエットは土葬もでき、一昔前までは一般的な方法でしたが、近年では避けられている弔い方法です。近隣トラブルや法令トラブルが頻発したからです。
土葬をする時は以下の点に注意してください。
- 必ず私有地に埋葬する
- 私有地を引き渡す場合はご遺体を掘り起こす
- 穴は2mほどまで深く掘る
- 腐敗臭が漏れていないか配慮する
プランター葬
プランター葬とは、プランターの土のご遺体を埋めて弔う方法です。私有地を持っていない方でも、ベランダなどでご遺体を自然に返せます。しかし、ミヌエットなどのネコには適していません。
プランターの土の量では、ネコのご遺体の大きさに不十分です。腐敗臭が外に漏れ出るため、どうしても行う場合は、特大のプランターを使用するようにしましょう。
剥製やフリーズドライにして手元に残す
剥製やフリーズドライとして残すのも手段です。生きた状態に近い姿で保存できます。
注意点としては、生前の姿と全く同じではない点が挙げられます。例えば目はガラス玉などの義眼を使用します。違和感や不気味さを覚える方も少なくありません。行う際には必ず業者の実績やリスクを確認した上で決断しましょう。
ミヌエットの丁寧な供養方法
ミヌエットを火葬したら、丁寧に供養すると良いでしょう。近年は供養方法も多様化していますが、特に正解はありません。
飼い主様やご家族が後悔のないように供養することが重要です。
自宅にて供養する
ミヌエットのご遺骨をご自宅の仏壇にて供養できます。好きな時にミヌエットに手を合わせられるため、丁寧な供養方法として人気です。
しかしミヌエットの面影をずっとそばに感じるため、ペットロスを引き延ばす原因になりかねません。心配な方は四十九日を目処に自宅供養を終わらせて、別の供養方法に引き継ぎましょう。
自然散骨する
ミヌエットのご遺骨を粉骨して、自然に返す「自然散骨」が人気です。海や霊園の敷地内の山など、好きな場所を選んで散骨できます。
ミヌエットが好きそうな場所や思い出の地に散骨すると良いでしょう。また土葬や納骨などと異なり、将来的な掘り起こしや維持費が不要な点も人気の理由の1つです。
飼い主様も安心して送り出せる供養方法として人気です。
お骨をアクセサリーにして身につける
ご遺骨をアクセサリーにして身につけるのも人気です。カプセルにお骨を入れて毎日身につけられるため、愛するミヌエットを常にそばに感じられます。
ネックレスやキーホルダーなど、お好きなタイプをお選びください。メモリアルグッズはオンラインショップ&COCOにて取り揃えております。ぜひ1度ご覧ください。
ミヌエット火葬ならCOCOペット
今回はミヌエットの火葬についてご紹介しました。
ミヌエットが亡くなったら、火葬するのが一般的です。火葬は人間と同じ弔い方法であるため、ミヌエットを家族同様に丁寧にお見送りできます。火葬以外にも選択肢はありますが、注意点や制約があるため、行う場合は事前によく調べてからにしましょう。
COCOペットでは、ミヌエットのような珍しいネコの火葬も承っております。お電話にて24時間365日いつでもご予約・お問い合わせを受け付けておりますので、どうぞご気軽にお問い合わせください。