アビシニアンは、実は愛情表現が豊かで、クールな見た目とのギャップが印象的な猫です。
しかし、いつか迎える死に直面すると、「一般的な猫と違うから、どのような葬儀を行えばいいのか」と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、アビシニアンの特徴と亡くなった際の火葬方法について、解説していきます。アビシニアンに合った火葬方法を解説するため、火葬を検討している方は参考にしてください。
目次
アビシニアンの特徴
体高 | 約40〜60cm |
体重 | 約2.5〜4.5kg |
寿命 | 約12〜15年 |
アビシニアンはベージュの見た目が印象的で、1本の毛に濃い色と薄い色の毛が、交互に入っていることが特徴です。
すらっとした足とクールな顔立ちですが、性格は温厚で従順。賢くて大きな声で鳴かない種類のため、猫の中でも飼いやすい種類といえるでしょう。
ただし、アビシニアンはやんちゃな性格でもあります。飼育環境に注意し、壊れやすいものは高い場所に置かないように注意しましょう。
アビシニアンの火葬を依頼する場所
もし、アビシニアンが亡くなった場合、どんな火葬場所があるのでしょうか。以下では、火葬する際の問い合わせ先をご紹介します。
ペット霊園
ペット霊園の特徴は、ペット専用の火葬炉があって、お墓や納骨堂も用意されていることです。丁寧に埋葬していただけることで、納得してお別れができるでしょう。
ペット霊園によりサービスが違うため、事前に担当スタッフの印象を確認しておくことで、安心して依頼できるでしょう。
自治体
自治体での火葬の特徴は、費用の安さです。突然亡くなってしまってお金が用意できない際には、費用を抑えて利用できます。
注意することとしては、合同火葬のみや、土日祝はやっていない可能性があることです。合わせて事前に確認しましょう。
ペットの訪問火葬業者
最大の利点は、自宅でお別れができることです。火葬場という普段とは異なる空間ではないので、安心して葬儀を行えるでしょう
ただし、事前に近隣住民へ連絡しておいたほうが良い可能性もあります。訪問火葬は、普段見る光景ではないため、近隣住民への事前周知が後々のトラブル回避になります。
アビシニアンの火葬費用相場
COCOペットの火葬費用相場を例に、説明します。
合同火葬 | 一任個別火葬 | 立会い 個別火葬 | お花で送る ペット火葬 | |
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極小動物 おおむね10cm未満 | 6,000円 | 15,000円 | 17,000円 | 47,000円 |
小動物 (2kg未満) | 13,000円 | 19,000円 | 21,000円 | 51,000円 |
うさぎ (2〜5kgまで) | 16,000円 | 22,000円 | 25,000円 | 55,000円 |
猫・小型犬A (2〜5kgまで) | 16,000円 | 22,000円 | 25,000円 | 55,000円 |
猫・小型犬B (5〜10kgまで) | 20,000円 | 27,000円 | 29,000円 | 59,000円 |
小型犬・中型犬 (10〜15kg) | 26,000円 | 32,000円 | 34,000円 | 64,000円 |
中型犬・大型犬 (15〜20kg) | 31,000円 | 38,000円 | 40,000円 | 70,000円 |
大型犬 (20〜25kg) | 37,000円 | 43,000円 | 45,000円 | 75,000円 |
特大犬A (25〜30kgまで) | 43,000円 | 50,000円 | 52,000円 | 82,000円 |
特大犬B (30〜35kgまで) | 50,000円 | 56,000円 | 59,000円 | 89,000円 |
特大犬C (35〜40kgまで) | 57,000円 | 63,000円 | 65,000円 | 95,000円 |
体重やプランにもよりますが、平均すると16,000円〜55,000円が相場です。
各社内容が異なり、ペットの体重や依頼する自治体により料金に変動があります。事前に確認しておいたほうが安心でしょう。
アビシニアンを火葬する流れ
火葬場所と実際にかかる費用相場の理解が深まったところで、火葬する際の流れについて解説します。
亡くなった直後にご遺体を整える
亡くなった後、死後硬直が始まる前にご遺体を整えましょう。
死後硬直は亡くなって2時間後から生じやすいため、硬直が始まる前に棺に入りやすくするよう手足を内側に丸めた状態でご遺体を整える必要があります。
ご遺体にガーゼを当て、ペットシートを敷く
死後硬直後は、ご遺体から体液が出ることがあります。ご遺体の鼻や口、お尻にガーゼやコットンをつめることで、体液でご遺体を汚れから守れます。
ペットシーツも敷いておくと、万が一体液が流れた際、床が濡れません。事前に準備しておくと良いでしょう。
ご遺体を保冷剤で冷やして安置
上記のことが済んだ後、ペット用の棺に安置しましょう。もしない場合は、段ボールで代用可能です。安置場所は、涼しい風通しの良い場所が良いでしょう。
涼しい場所に置いても、亡くなった後の頭部や胃は腐敗が進みやすいため、保冷剤で冷やすと良いです。
ペット火葬業者に連絡
ご遺体を安置し、火葬の準備ができたら早めにペット火葬業者に連絡を入れましょう。
ペット火葬業者を選択する際は、ペットや飼い主様に合った火葬プランがあるか事前に確認すると良いです。また、その際に御見積も出してもらえると安心でしょう。
まとめ
アビシニアンと一緒に生活する時間は、かけがいのない充実した時間をもたらしてくれるでしょう。しかし、いずれやってくる死には、向き合わなければいけません。
ペットのアビシニアンや飼い主様のご意向に添ったプランで、後悔のないお別れをしましょう。
COCOペットでは、ペット葬儀の資格を保有したスタッフが、24時間365日ペットのご相談を受け付けています。いつでもお気軽にご連絡ください。