「ペットが動物病院で亡くなってしまったらどうすればいい?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

動物病院でペットが亡くなると、突然の悲しみで、何から対応すればいいか分からなくなりますよね。

本記事では、動物病院でペットが亡くなった場合の対応とするべきこと、火葬方法について解説します。

動物病院でペットが亡くなった際も冷静な判断ができるように、ぜひ本記事を参考にしてください。

ペットが動物病院で亡くなった際の対応は?

ペットが動物病院で亡くなった際の対応は?

ペットが動物病院で亡くなった際、具体的にどのように対応するのが最適か、動物病院でできる対応を以下で解説します。

動物病院により火葬業者を紹介してもらえる

動物病院でペットが亡くなった場合、多くの動物病院では、ペット火葬業者を紹介してもらえます。

動物病院とペット火葬業者が提携していることもありますが、動物病院に紹介されるペット火葬業者が、必ずしも飼い主様に合うサービスを提供しているとは限りません。

また、動物病院の先生が、紹介した火葬業者を利用した経験がない場合もあります。

そのため、動物病院で紹介してもらったからといって、すぐに火葬業者を決めてしまわないように気をつけましょう。

事前にペット火葬業者を決める

事前にペット火葬業者を決めておくといいでしょう。

亡くなる前から死を想定して火葬業者を選びたくないという方もいるかもしれませんが、亡くなってから考えるのでは遅く、飼い主様が理想とする葬儀を行ってもらえない場合があります。

とくに、動物病院に通わなければいけないということは、ペットが病気を持っていたり、危険な状態にあるといった事情があると思います。

そのため、事前にどんな火葬をしてあげたいか、どのようなサービスを受けたいかを事前に考え、希望の火葬業者を選んでおきましょう。

自宅に連れ帰ってペット火葬業者を決める

動物病院で亡くなり、冷静にペット火葬業者を決められない方は、一度自宅に連れ帰ってから、ペット火葬業者を決めましょう。

すぐに火葬業者を決めないといけないと思っていても、ペットが亡くなり悲しい中で冷静に判断するのは困難です。

まずは自分の気持ちを落ち着かせて、インターネットや本などを利用したり、周りにペット火葬の経験がある方がいれば、その際の体験談を聞いたりすることで、火葬業者を決めやすくなります。

ペットが動物病院で亡くなったらするべきこと

ペットが動物病院で亡くなったらするべきこと

ペットが動物病院でなくなった場合、事前に流れを理解しないと何から対応すればいいか分からなくなります。

冷静に対処するためにも、以下の流れを確認しておきましょう。

ペットの生死を確認する

まずは、ペットの生死を確認しておきましょう。動物病院でペットが亡くなった場合は、医師により確認が行われます。

獣医師により生死を確認することが確実ですが、自宅で亡くなった場合は、飼い主様により生死を確認しなければいけません。

お腹の動きを見て呼吸を確認し、胸辺りに手を当てて鼓動があるか確かめましょう。

また、ペットの目に光をあてて瞳の反応がなければペットは亡くなっています。

ペット火葬業者に依頼する

死が確認できたら、安置してペット火葬業者に火葬を依頼しましょう。

火葬プランや費用、サービス内容を比較しながら、飼い主様に合う火葬業者を選択しましょう。

ペットが動物病院以外で亡くなったらするべきこと

ペットが動物病院以外で亡くなったらするべきこと

ペットが必ず動物病院で亡くなるとは限らず、自宅で息を引き取る場合もあります。

ペットが自宅で亡くなった場合は、以下の流れを参考にしてみてください。

体勢を整える

ペットが亡くなったら死後硬直が始まる前に、体勢を整えてあげましょう。手足が伸び切っている状態で硬直してしまうと、棺に納められなくなる場合もあります。

そのため、硬直が始まる前に、手足を優しく折り曲げてあげましょう。

また、死後硬直が始まっていたら、無理に手足を曲げずに静かに寝かせてあげるようにしてください。

身体をきれいにしてあげる

体勢を整えたら、身体を綺麗に整えてあげましょう。

ブラシで毛並みを整えて、お湯で濡らしたガーゼや布で汚れを拭き取ってあげてください。

亡くなったペットの鼻や口、おしりから体液が漏れてくることもあるため、床や棺内が汚れないように底に新聞紙やペットシーツを敷いてあげましょう。

ご遺体を安置する

ペットの身体のサイズに合う棺や箱に、ご遺体を安置しましょう。

ご遺体を安置する際は、お腹に保冷剤やドライアイスをあてて腐敗が進まないように冷却してあげてください。

冷却する際は、ドライアイスや保冷剤が直接皮膚につかないように、タオルに包んで冷却しましょう。

ペットを火葬する方法は?

ペットを火葬する方法は?

ペットを正しい方法で安置できたら、いよいよ火葬の準備をしなければいけません。

ペットを火葬できる方法は以下のとおりです。

合同火葬

合同火葬は、ほかのペットと一緒に火葬する方法です。

そのため、火葬後のご遺骨のお骨上げはできず、そのまま合同墓地に埋葬されます。

また、ご遺骨のご返骨もしてもらえないため、要注意です。

ほかのペットと一緒に火葬してあげたい、できるだけ安い費用で火葬したい方には合同火葬がおすすめです。

個別一任火葬

個別一任火葬は、スタッフによりご遺体を迎えに来てもらい、火葬からお骨上げまで行われる方法です。

火葬後のご遺骨は、プランにより飼い主様にご返骨されます。

立会う時間が取れない方や、大切なペットが火葬される姿を見るのがつらい方には、個別一任火葬がおすすめです。

個別立会い火葬

個別立会い火葬は、ご家族が立会い、お骨上げまで行われる方法です。

火葬プランにより、火葬前にお別れのセレモニーが行われます。また、最後までゆっくり感謝やお別れの言葉を伝えることができます。

最後まで側にいて見送りたい、お骨上げまで行いたい方には、個別立会い火葬がおすすめです。

ペットが病院で亡くなった際も適切な方法でお別れしよう

本記事では、ペットが病院で亡くなった際の対応や流れ、火葬方法について解説しました。

ペットが動物病院で亡くなった場合、大抵の場合は火葬業者を紹介してもらえます。

しかし、ペット火葬業者は飼い主様が納得できるよう、生前からペット火葬業者を選んでおくことをおすすめします。

COCOペットでは、ペットの生前の終活のご相談にも対応しています。合同火葬・個別立会い火葬・個別一任火葬から火葬方法を選択でき、飼い主様のご要望に合うプランをご提案します。

COCOペットは、24時間365日いつでもご相談に対応しているため、お気軽にお問い合わせください。