「ペットのうさぎが亡くなった時は火葬してあげたいけど、料金が心配」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょうか。大切なペットのうさぎは、できる限り丁寧に見送ってあげたいですよね。
本記事では、うさぎの火葬料金の相場や、費用を安く抑える方法、信頼できる火葬業者の見分け方について徹底解説します。火葬料金の一例とご自身の予算を比較しながら、納得できる葬儀の方法を見つけていきましょう。
目次
うさぎは火葬するのが一般的
ペットのうさぎが亡くなった場合、火葬して弔うのが一般的になってきています。火葬は人間と同じ弔いの方法であり、丁寧に見送れるためです。
また火葬を行うことにより、ご遺骨を飼い主様のご希望に応じた方法で供養することが可能になります。埋葬だけでなく、納骨や自然散骨、手元供養などから、うさぎと飼い主様にとって最適な供養を選べるのが、火葬の特徴です。
ペット火葬業者のCOCOペットでも、うさぎの火葬を承っております。
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ペットのうさぎが亡くなったら?
ある日ペットのうさぎが動かなくなっているところを見つけてしまったら飼い主様はどうしてあげれば良いのでしょう?
ペットの死は予測できるものではないため、万が一のためにも事前に対処法について理解することが大切です。以下では、ペットが亡くなった際の対応について解説します。
生死を確認する
まずは、うさぎが本当に亡くなったか生死を確認しましょう。うさぎは死んだふりをすることもあるため、仰向けになって硬直している状態でも、実を守るために行っているだけである可能性があります。
そのため、うさぎの生死を確認するために、呼びかけに反応するか、呼吸や脈があるか、目に光を当てて動向が動くかどうか確かめてみましょう。
反応がない場合は、亡くなっていることが確認できます。しかし、それでもうさぎの生死がわからない場合は、獣医師に診てもらいましょう。
体勢を整える
うさぎの死が確認できたら、体勢を整えてあげてください。うさぎが亡くなったら1〜2時間程度で死後硬直が始まります。死後硬直が始める前に、手足を優しく折りたたんで眠っているときと同じ姿勢を作ってあげましょう。
硬直がすでに始まってしまっていた場合は、無理に折り曲げず死後硬直が解けるのを待ってあげましょう。体勢を整える際に、目や口が開いていれば優しく閉じてあげてください。
また、動物のご遺体は、死後体液が漏れることがあり、ご遺体が汚れてしまうことがあります。
体液によりご遺体が汚れた場合は、ガーゼや固く絞ったタオルで拭き取ってあげて、軽くブラッシングしてあげましょう。 体液で汚れたまま放置するのは、虫が湧いたり腐敗が早まったりする原因です。ご遺体の腐敗を防ぐためにも、ご遺体は清潔さを保ってあげましょう。
ご遺体を冷やして安置する
うさぎのご遺体をきれいに整えてあげたら、体のサイズに合う箱にご遺体を安置しましょう。箱は、ペット用の棺やダンボールの空箱を利用するといいです。
亡くなった後、拭っても後から体液が出てくる可能性があるため、箱の底にはペットシーツや新聞紙を敷いておきましょう。
箱にうさぎのご遺体を安置できたら、ご遺体の腐敗を遅らせるために保冷剤を当ててください。特に、臓器があるお腹や頭は腐敗が進みやすくなるため、腹部や頭部には保冷剤で重点的に冷やしましょう。
また、保冷剤を直接当ててしまうと、ご遺体に水滴がついて腐敗が進んでしまいます。保冷剤を利用する際は、必ずガーゼやタオルで包んであげてください。
うさぎを安置する際は、箱のサイズが小さくても大きくてもよくありません。箱のサイズが小さければ、うさぎを無理やり押し込んでしまうことになります。
また、箱のサイズが大きいと、保冷剤の効果が薄まり、十分にご遺体を冷やせなくなります。そのため、火葬するまでに時間を要する場合や夏場などは、しっかりご遺体を冷やして腐敗を防ぎましょう。
うさぎを火葬できる場所
うさぎを火葬してあげるには、どこが最適なのかお悩みの飼い主様もいらっしゃるでしょう。
ペット火葬のできる場所は、主に3種類あります。ペット火葬する場所は、飼い主様の負担にならないよう、ご希望のプランがある場所や自宅近くにある場所を探すことが大切です。以下では、うさぎを火葬してあげられる場所について解説します。
ペット霊園
ペット霊園は、火葬炉が設置されていることが多く、人間と同じ形でお葬式ができる場所です。
また、ペット霊園には納骨堂やお墓を設置できる場所が設けられているため、火葬から供養まで一貫して同じ場所で行ってあげられます。
そのため、人間の葬式と似たような形でお別れしたいとお考えの方にはペット霊園がおすすめです。ペット霊園により、ペットのご遺体を自宅まで迎えに来てくれるサービスがあるため、遠くのペット霊園まで持ち運ぶのが困難な方にも向いています。
移動火葬車
移動火葬車は、車に火葬炉が搭載されており、自宅付近や思い出の場所などで火葬してあげられる火葬方法です。市区町村により、移動火葬できないこともあるため、事前に確認しておきましょう。
また、移動火葬車を利用する際は、近所の方に迷惑がかからないように目につかない場所で利用するか、事前に近隣の方に伝えておくとトラブルを防げるでしょう。いつも過ごしていた場所で火葬してあげたい方は、移動火葬車の利用がおすすめです。
ペット火葬業者
ペット火葬業者は、ペット火葬を専門にサービスを提供しています。ペット火葬業者では、豊富な選択肢があり、飼い主様に寄り添ったプランを提案してくれます。
しかし、ペット火葬業者の中には、ペットの死を利用した悪徳業者もいるため、慎重に選ぶことが大切です。
ペット火葬業者を利用する際は、口コミや費用を調べたり、複数のペット火葬業者で見積もりをして適正価格を調べたり、ペット火葬業者が信頼できるかどうかを確認しておきましょう。
自治体
お住まいの地域により自治体に火葬依頼できます。自治体に依頼する際は、どのような形態で火葬するかを確認しなければいけません。自治体により合同火葬が行われていたり、ゴミと一緒に火葬されたり形態は異なります。
費用は安く抑えられますが、確認しておかなければ後悔する結果を招く可能性があるため要注意です。
うさぎの火葬料金の相場
うさぎの火葬を民間の火葬業者に依頼する場合、個別で火葬するか、火葬の際に飼い主様が立会うかで料金が変わります。代表的な3種類の火葬プランにおける料金の相場と一例を見ていきましょう。
合同火葬
合同火葬は、他のペットと一緒に火葬を行うプランです。相場は10,000~20,000円で、COCOペットでは税込17,600円から受け付けております。
合同火葬の場合、個別で火葬を行うよりもリーズナブルな価格で火葬を行えるのが特徴です。ただし、火葬時の飼い主様によるお立会いや、火葬後のご遺骨の返却がありません。
また合同火葬では、火葬後のご遺骨を一律で納骨するため、火葬料金とは別に納骨費が必要になることもあります。
一任個別火葬
一任個別火葬は、料金を抑えながら個別で火葬を行えるプランです。相場は20,000~40,000円で、COCOペットでは税込24,200円から受け付けております。
個別でご遺体の火葬を行うため、火葬後にご遺骨が返却されます。ただし、一任個別火葬の場合、火葬からお骨上げまで全てセレモニースタッフによって行われるため、火葬時の立会いや飼い主様によるお骨上げはできません。
立会い個別火葬
立会い個別火葬は、火葬炉へのご入炉から火葬終了まで、飼い主様やご家族が側で見守れるプランです。相場は30,000~60,000円で、COCOペットでは税込27,500円から受け付けております。
火葬終了後は、ご遺骨の状態をご確認いただき、またご希望に応じて飼い主様によるお骨上げも行えます。火葬料金は他のプランよりも高くなりますが、ペットのうさぎに最後まで寄り添いたい方におすすめの火葬プランです。
サイズや体重で値段が変動することもある
ペットの火葬は、サイズや体重によって値段が変動します。サイズが大きかったり体重が重かったりすると火葬に時間がかかるため、スタッフの拘束時間や棺の大きさに差が生じるためです。
うさぎはサイズや重さに大きな差が出ることはないため、基本的に本記事で紹介している費用相場通りの料金で火葬できます。
不安な方は、火葬前に火葬業者に費用を確認しておきましょう。
火葬以外でかかる料金
うさぎを火葬する際、火葬以外にも費用がかかることがあります。以下では、3つの火葬以外の費用について解説します。
棺
うさぎの火葬には、棺が必要です。サイズによって棺の料金は異なりますが、うさぎなら3万円程度の棺費用がかかります。
予算に余裕がない方は、ダンボールで代用しても問題ありませんが、燃えカスが残りお骨を綺麗に取り出せない可能性もあるため、気を付けましょう。
墓地
うさぎの火葬が終わり、墓地を作る際にも費用が発生する場合があります。例えば、うさぎの墓地を仏壇や納骨堂にする場合は、追加費用が必要です。自宅に埋葬したり、散骨したりする場合は、無料でご遺骨の処理ができます。
オプション
オプションには以下があります。
- ご遺骨や体毛を保管するカプセル
- ご遺骨をアクセサリーにする
- 豪華な葬儀を依頼する
ペットを近くで感じたいという方は、ご遺骨をペンダントにできます。費用は、加工料金も含め3,000~10,000円程度です。
カプセルや壺にペットの写真を載せることもでき、愛するペットが亡くなってしまった喪失感を少しでも緩和したい方はオプションをつけることをおすすめします。また、オプションでお花を豪勢にしたり、特別に依頼したりすると追加費用がかかることがあります。
うさぎの火葬料金を抑える方法
「ペットのうさぎを火葬で弔いたいけど、多くの費用はかけられない」という飼い主様もいらっしゃるでしょう。うさぎを火葬する際に料金を抑える方法を、3つご紹介します。
合同火葬を選択する
1つ目は、個別火葬ではなく合同火葬を選択する方法です。火葬料金の相場や一例からも分かるように、基本的には、個別火葬よりも合同火葬の方が費用を安く抑えられます。
ただし、先述したように、合同火葬では他のペットや動物たちと一緒に火葬されるため、個別でのご返骨が困難です。ご遺骨は火葬業者が提携しているペット霊園などに合同で供養されるため、供養の方法もきちんと確認した上で依頼しましょう。
自治体に依頼する
民間の火葬業者だけでなく、地域の自治体でもペットの火葬を行えます。業者に依頼するよりも安く火葬を行えるため、「火葬にかかる費用をとにかく抑えたい」という飼い主様は、自治体での火葬を検討してもよいでしょう。
ただし、自治体による火葬の場合、他のペットや野生動物との合同火葬になるほか、ペットのご遺体が「一般廃棄物」として扱われる可能性があります。
供養もきちんと行われないこともあるため、多少費用がかさんでも、ペットのうさぎを丁寧に弔いたい飼い主様は、民間の火葬業者を選びましょう。
不要なオプションは外す
「ペットのうさぎを個別で火葬してもらいたいけど、できる限り費用を抑えたい」という飼い主様は、火葬業者との打ち合わせの際に、不要なオプションを全て外してもらうようお願いしてください。
オプションは基本の火葬料金から追加で請求されることが多いため、オプションを外すことで、火葬の費用を抑えられます。
稀に業者側で勝手にオプションを加えられている時があるため、見積もり書をよく確認し、いらないオプションがあれば事前にきちんと外してもらいましょう。
料金をぼったくり業者に注意
ペット火葬業界にも悪徳業者は少数ですが存在します。
事例だと、電話やホームページで確認した料金より高額な請求をされる場合があります。法外な金額の請求は、火葬炉に入れてから請求される場合が多く、中断が困難です。
中断を要求すると、「生焼けの状態で返す」「返骨しない」などと言われ拒否できない状況にされます。
火葬業者を選ぶ際は、知人からの紹介などではなく、しっかり自分で確かめてから依頼するようにしましょう。
ぼったくりに合わない火葬業者の選び方
うさぎの火葬を依頼する時には、全体の料金だけでなく、ぼったくりに合わない信頼できる業者かも確認が必要です。
大切なペットの火葬で悪質業者に引っかからないためにも、業者選びは慎重に行いましょう。
口コミを確認する
信頼できる火葬業者かを見極めるポイントとして、利用者の口コミがあります。実際に利用した方からの口コミは、業者が葬儀の際にどのような対応をしてくれるかを確認するのに最適です。
火葬業者の公式ホームページに掲載されている口コミを見るのも良いですが、ホームページでは良い口コミだけを厳選している可能性もあります。
Google mapの口コミなど、公式ホームページ以外の口コミも確認し、悪い口コミは内容まできちんと見るようにしてください。
料金体系がハッキリした業者を選ぶ
火葬料金のぼったくりに合わないためには、料金体系がしっかり示されている業者を選ぶのがおすすめです。また、火葬料金が相場よりも異常に安い場合は、提示されている金額にどのような内容が含まれているのかしっかり確認しましょう。
火葬プランごとの基本料金や、基本料金内に含まれている内容、追加できるオプションの内容や料金など、費用も含めたサービスの詳細が明確に示されている業者を探すようにしてください。
事前に詳細な見積もりをもらう
望んでいないオプションの追加や、知らされていない追加請求を受けないためにも、火葬を行う前に詳細が書かれた見積もり書を貰っておきましょう。
見積もり書の中に、どのような料金でどのようなサービスが提供されるかがきちんと示されていることを確認し、万が一飼い主様のご要望にない内容やオプションが追加されていたら、火葬前に説明を求めてください。
いらないオプションやグッズが含まれている場合は外してもらうよう、業者側にしっかり意思を伝えましょう。
うさぎの火葬をするならCOCOペットがオススメ
本記事では、うさぎの火葬料金について詳しく解説しました。火葬プランによって料金は大きく異なるため、予算と相談しながら火葬プランを選択しましょう。
ペット火葬業者には悪徳業者も多いため、騙されてしまい法外な料金を請求されてしまった方も実際にいらっしゃいます。ペット火葬業者のCOCOペットでは24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。
うさぎの火葬は17,600円より承っており、火葬実績も豊富で、皆様安心して火葬いただけるでしょう。