「レオパが亡くなった際は火葬できるの?」「レオパに最適な火葬方法って何?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
近年では、レオパなど爬虫類のペットの火葬にも対応する業者が多くいます。
本記事では、レオパが亡くなった際の対処法や火葬方法、火葬の流れ、供養方法について解説します。
レオパが亡くなった際に冷静に対応するために、ぜひ本記事を参考にしてください。
目次
レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)が亡くなったらどうする?
レオパが亡くなったら、するべきことがいくつかあります。
レオパが亡くなってからの対処方法で困った場合、最も確実なのは、依頼する予定のペット火葬業者に確認することです。
訪問火葬サービスのCOCOペットでも、24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。
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生死を確認する
レオパを含む爬虫類は変温動物で、寒くなると冬眠することもあります。
そのため、まずはレオパの生死を確認する必要があります。
ただの冬眠でないか、本当に亡くなっているかを呼吸の有無や反応により確認してください。
ご遺体を安置する
レオパが亡くなっていることを確認できたら、ご遺体を安置しましょう。
レオパの体に合う棺を用意して、ご遺体の体勢を整えた後、棺にご遺体を入れましょう。ご遺体を安置する際は、ご遺体の腐敗が進まないためにも保冷剤や氷で冷却してください。
ペット火葬業者に連絡する
ご遺体の安置ができたら、ペット火葬業者にご都合の合う日時を伝えて火葬しましょう。
レオパを火葬する方法は主に「合同火葬」「個別一任火葬」「個別立会い火葬」の3種類です。
レオパの火葬について
レオパの火葬は、犬や猫の火葬と違い、なかなか実績がある火葬場が少ないのではないでしょうか。レオパを火葬する前に飼い主様が疑問に思う点を以下で説明します。
レオパは自分で火葬できる?
大切なペットを亡くされた際、ご自身の手で火葬したいと考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、レオパだけではなく、ペットの火葬は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)第16条で禁止されています。
法律上、動物はペットであっても死亡した場合、原則として廃棄物に分類されます。そのため、ペットを自分で火葬することは違法行為となり、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が科せられるかもしれません。
火葬後のご遺骨は残る?
レオパくらいの大きさの爬虫類であれば、問題なくお骨は残ります。親指サイズの小さな爬虫類や生まれたばかりの幼体など、骨が小さく密度も低い場合は、全身のお骨が残らないかもしれません。
爬虫類火葬の実績がないとお骨を燃やしすぎてしまう可能性もあります。爬虫類の火葬を詳しく知っている火葬業者に依頼すると良いでしょう。
レオパの火葬種類
火葬場所や火葬後の供養について、飼い主様の希望がある場合、プラン選びは重要です。以下では、一般的なペットの火葬種類について説明していきます。
合同火葬
「合同火葬」は、ほかのペットと一緒に火葬する方法です。ほかの火葬プランと比較してもコストを抑えられます。
しかし、合同火葬はご返骨を行ってもらえないことが一般的です。火葬後、お骨は合同墓地に埋葬されます。
ほかのペットと一緒に火葬してあげたいとお考えの方におすすめです。
一任個別火葬
「一任個別火葬」は、ペット火葬業者に火葬からお骨上げまですべて任せる方法です。
文字通りスタッフに一任する火葬のため、火葬に立会うことはできません。
火葬後は、スタッフによりお骨上げされ、飼い主様のもとにご返骨されます。ペットの火葬に向き合えない方におすすめの方法です。
立会い個別火葬
「立会い個別火葬」は、火葬の際に家族が立会い、お骨上げまでできるプランです。
人間の火葬に近い方法で、最後までレオパに感謝を伝えて見送ってあげられます。他の火葬と比べるとコストはかかりますが、最後まで側にいてあげたい方におすすめです。
訪問火葬
愛するペットとの別れは、深い悲しみと同時に、心身ともに大きな負担を伴います。訪問火葬は自宅で火葬を行い、ペットにとって慣れ親しんだ場所で最期の時を過ごせるサービスです。
訪問火葬は、大型犬や移動が困難なペット、そして移動が難しい飼い主様におすすめです。最期の時までペットに寄り添い、感謝の気持ちを伝えながら送り出すことができるのは、何よりもかけがえのない時間となるでしょう。
自宅の中で、ペットとの思い出を振り返り、静かに最期のお別れができます。
レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の火葬の流れ
初めてレオパの火葬に立会う方は、どのような流れで火葬が行われるか分からず不安でしょう。
以下では、レオパの火葬の流れについて解説します。
自宅までご遺体をお迎えする
レオパの火葬の際は、自宅まで火葬業者が訪れてご遺体を火葬場へと連れていきます。
プランにより、飼い主様自身で火葬場までご遺体を運んでもらう場合もあります。ご遺体の送迎に関しては、火葬業者に事前に確認しましょう。
セレモニーを行う
多くのペット火葬では、火葬の際にセレモニーが行われます。しかし、火葬プランによりセレモニーが実施されていない場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
レオパを火葬する前に感謝の気持を伝えられる最後のチャンスです。気持ちが落ち着かない場合は、手紙などに想いをまとめておくといいでしょう。
火葬する
セレモニー後は火葬が行われます。立会い火葬の場合、家族が見守るなか火葬されます。飼い主様が選択したプランにより火葬方法は異なるため、事前に確認しておきましょう。
お骨上げする
火葬後はお骨上げが実施されます。ペット火葬業者により、爬虫類はお骨上げできないこともあるため、事前にお骨上げについて問い合わせておきましょう。
お骨上げが行われたら、飼い主様のもとに返され、お好きな形で供養できます。
レオパの火葬料金
ペットの火葬料金は、大きさやどの火葬プランを選択するかで異なります。以下はCOCOペットの火葬料金表です。レオパであれば、極小動物か小動物に該当します。ぜひ料金を参考にしてみてください。
合同火葬 | 一任個別火葬 | 立会い個別火葬 | お花で送る ペット火葬 | |
---|---|---|---|---|
極小動物 おおむね10cm未満 | 6,000円 | 15,000円 | 17,000円 | 47,000円 |
小動物 (2kg未満) | 13,000円 | 19,000円 | 21,000円 | 51,000円 |
うさぎ (2〜5kgまで) | 16,000円 | 22,000円 | 25,000円 | 55,000円 |
猫・小型犬A (2〜5kgまで) | 16,000円 | 22,000円 | 25,000円 | 55,000円 |
猫・小型犬B (5〜10kgまで) | 20,000円 | 27,000円 | 29,000円 | 59,000円 |
小型犬・中型犬 (10〜15kg) | 26,000円 | 32,000円 | 34,000円 | 64,000円 |
中型犬・大型犬 (15〜20kg) | 31,000円 | 38,000円 | 40,000円 | 70,000円 |
大型犬 (20〜25kg) | 37,000円 | 43,000円 | 45,000円 | 75,000円 |
特大犬A (25〜30kgまで) | 43,000円 | 50,000円 | 52,000円 | 82,000円 |
特大犬B (30〜35kgまで) | 50,000円 | 56,000円 | 59,000円 | 89,000円 |
特大犬C (35〜40kgまで) | 57,000円 | 63,000円 | 65,000円 | 95,000円 |
レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の供養方法
レオパを火葬した後は、飼い主様の気持ちに合わせて供養してあげましょう。一般的な供養方法は以下のとおりです。
ペット霊園で供養する
ペット霊園での供養は人気な方法の一つです。ペット霊園は、ペット専用の墓地や納骨堂が併設している施設です。
火葬から一貫して供養まで行えることが特徴です。ペット専用の墓地で人間と同様に埋葬もでき、納骨堂により室内でお骨の管理もできます。
自分でご遺骨を管理が難しい方におすすめです。
手元供養
手元供養は、自宅でお骨を管理する方法です。骨壷やペット用の仏壇を用意して供養してあげられます。自宅で供養できるため、すぐに手を合わせられる点でもメリットです。
また、ペンダントにお骨を入れる方法であれば、ペットをずっとそばに感じていたい方に向いているでしょう。
自宅の庭に埋葬する
ご遺骨を自宅の庭に埋葬する方法も、すぐに手を合わせてあげられます。
ご遺体をそのまま土葬すると臭いや害獣に掘り返されるなどのトラブルが生じます。しかし、お骨を埋葬する方法はリスクも少ないです。自宅でお骨を自然に還してあげたい方におすすめの方法です。
散骨する
散骨は、ご遺骨を粉状にして海や森に撒く方法です。散骨するためには粉骨する必要があり、粉骨してしまうと元には戻せません。
ご遺骨を手元に残しておきたい方は、ご遺骨の一部を残せる分骨を行ってから散骨しましょう。
レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)が亡くなる前に見せる行動
レオパが突然亡くなった際はショックで立ち直れなくなるということもあるでしょう。
しかし、飼い主様が知らないうちにレオパが弱っているということも考えられます。レオパの体調を判断するため、レオパが亡くなる前に見せる行動を解説します。
呼吸が乱れる
レオパが息苦しそうに呼吸していると、体調を崩していることが考えられます。
爬虫類は基本的に鼻で呼吸しますが、呼吸の仕方がいつもと違う場合、肺炎にかかっている可能性があります。呼吸がいつもより苦しそうに見えた際は、病院へ連れて行ってあげましょう。
便の色がおかしい
レオパの便の状態がおかしいと健康状態に異常があることが考えられます。
便の形がおかしい、血が混じっている、いつもより量が少ない・多い場合、身体に異常が現れているサインです。日頃からレオパの便の状態を確認して、すぐに異常に気付きましょう。
弱っている様子
レオパが疲れている様子を見せていたり、動かなくなっていたり、明らかに弱っている場合はすぐに病院へ連れていきましょう。
原因を突き止めるためにも早めの受診と治療が大切です。何もしないで後悔する前に、すぐにレオパを病院へ連れて行き適切に対処してあげましょう。
レオパに長生きしてもらうためには
中央アジア原産のレオパは、日本の気候とは大きく異なります。大切なレオパに少しでも長く生きていただくためのポイントを以下で説明します。
レオパの平均寿命
レオパは、飼育が容易なだけでなく、比較的長生きすることでも知られています。野生下での平均寿命は25年以上、適切な飼育環境であれば10年以上、飼育下における平均寿命は10~15年と言われています。30年近く生きたオスの記録も存在するほどです。
レオパの寿命は、飼育環境に大きく左右されます。日本国内においても、20年以上生存しているレオパは珍しくありません。適切な飼育方法を実践すれば、野生の個体と同様に長生きさせることも十分に可能です。
清潔な環境での飼育
レオパのケージは、ガラスやプラスチックなどの素材で作られています。洗いやすく、掃除がしやすいものを選びましょう。
ケージが汚れる原因は以下のとおりです。
- 糞や食べ残し
- 霧吹きによる水垢
- 雑菌の繁殖
レオパにとって快適な環境を維持するためには、ケージを常に清潔に保つことが重要です。しかし、汚れや除菌を過度に意識し、レオパに悪影響を与える洗剤や薬剤の使用は避けなければなりません。
触りすぎない
レオパのハンドリングは、身体の変化や怪我、病気を早期発見できるというメリットがあります。しかし、レオパは本来触られることを好まないため、過度なハンドリングはストレスとなり、寿命にも影響を与えるかもしれません。
愛らしい手の上歩きは魅力的ですが、レオパのストレスを最小限に抑えるために、適切なタイミングと方法でのハンドリングが重要です。
レオパとの信頼関係を築き、健康的な飼育環境を提供するために短時間のハンドリングを心がけ、嫌がっている様子があれば無理に行うのはやめましょう。
温度・湿度の管理
レオパが健康的に生活するためには、適切な温度・湿度の維持が不可欠です。そのため、温度計と湿度計を設置し、ケージ内の環境を常に把握しておきましょう。
レオパにとって快適な環境は以下のとおりです。
- 温度25~30℃
- 湿度40~60%
上記の環境を実現するためには、パネルヒーターで温度を調整し、ウェットシェルターや霧吹きを使って湿度を保ちましょう。
日本の四季折々の温度・湿度変化は大きく、ケージ内を常に一定に保つのは容易ではありません。室内のエアコンや暖房器具の影響を受けないためにも、ヒーターの位置やケージの置き場所に注意しましょう。
レオパは定期的に脱皮を行います。スムーズな脱皮には十分な湿度が必要不可欠です。湿度が低いと、脱皮不全を引き起こし、最悪の場合は壊死に至る可能性もあります。脱皮不全の兆候が見られた場合は、ぬるま湯につけて皮を剥がし取るなどの処置が必要です。
適切な量の食事を与える
レオパは基本的に必要以上に餌を欲しがる生き物ではありません。生餌を与える場合は、種類により栄養バランスが偏りやすいため、飼い主さんが適切にコントロールする必要があります。
人工餌は、栄養バランスが良く、消化吸収も良いため与えやすいというメリットがあります。レオパにより、人工餌を全く受け付けない子もいるので、可能であれば早いうちに慣らしておくと安心です。
また、レオパの栄養状態を維持するためには、人工餌を与える場合、レオパ専用のものを選びましょう。狭いケージでの飼育は運動不足を招き、肥満の原因となります。ある程度動けるくらいのスペースを確保しましょう。
レオパの肥満は、突然死につながる可能性があるため、食事量や栄養管理を行い、健康的な体重を維持しましょう。
レオパと悔いなくお別れするために準備しておこう
本記事では、レオパが亡くなってからすることや火葬方法、火葬の流れ、供養方法を解説しました。
レオパなどの爬虫類は基本的に火葬できますが、火葬業者により取り扱われていない場合もあります。
訪問火葬サービスのCOCOペットでは24時間365日、レオパを含む爬虫類の火葬もご用意しており、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。
お見送りの際の火葬プランも、ペットの種類によって6,600円(税込)からさまざまなプランを提供しており、火葬方法やご供養の希望によってプランを選んでいただけます。
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