「ペットの火葬に立ち会いたいが、実際のところ立ち会いは可能なのだろうか」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。最愛のペットとの最後のお別れとなる火葬の場で、できる限り側にいてあげたいと思うのは自然なことです。
本記事では、立ち会い可能なペット火葬のプランや火葬時の流れについて徹底解説します。ペット火葬時の立ち会いについてきちんと理解した上で、飼い主様が後悔なくペットを見送れる方法を選びましょう。
目次
ペットの火葬で立ち会いはできる?
結論、ペットの火葬で立ち会いすることは可能です。
しかし、人間のように全ての火葬で立ち会いできるわけではありません。そのため、立ち会いできる火葬業者のプランを選定する必要があります。
火葬の際の立ち合いについて迷った場合、最も確実なのは、依頼する予定のペット火葬業者にプラン内容を確認し相談することです。
訪問火葬サービスのCOCOペットでも、24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。
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以下では、ペットの火葬で立ち会いできる種類を解説します。立ち会いを希望する方は、ぜひ参考にしてください。
立ち会いするなら立ち会い個別火葬
火葬時の立ち会いを希望する場合、立ち会い個別火葬プランを依頼しましょう。
立ち会い個別火葬は、ご入炉から火葬が終了し、お骨上げをするまで飼い主様がずっと側で見守れるプランです。火葬時の立ち会いだけでなく、ご収骨も飼い主様自身の手で行えます。
したがって、火葬当日にご遺骨を受け取れるのも立ち会い個別火葬の特徴です。ただし、立ち会い個別火葬の場合、他の火葬プランよりも費用が割高となります。予算と相談しながら火葬プランを決定してください。
立ち会いできないペット火葬
ペット火葬の中には、火葬時に立ち会いのできないプランもあります。立ち会いが不可能な火葬プランには、以下のようなプランがあります。
合同火葬
合同火葬は、他のペットや動物と一緒に火葬を行うプランです。忙しくまとまった火葬の時間が取れない、費用を抑えながら供養までしっかりと行いたい飼い主様向けの火葬プランとなっています。
他のペット達と合同で火葬を行うため、立ち会いだけでなく、ご遺骨のご返却もできません。「立ち会いができなくても、ご遺骨は手元に残したい」という飼い主様は別の火葬プランを選びましょう。
一任個別火葬
一任個別火葬は、飼い主様の立ち会いは不可能ですが、個別でのペット火葬を行えるプランです。セレモニースタッフが飼い主様からペットのご遺体をお預かりし、火葬とご収骨を行い、後日ご返骨される火葬プランとなっています。
合同火葬より多少費用がかかりますが、ご遺骨が手元に戻ってくるため、飼い主様のご希望に沿った供養を行えます。なお、飼い主様によるお骨上げはできませんので、ご注意ください。
自治体での火葬
ペット火葬は専門の火葬業者だけでなく、自治体でも行っています。自治体のペット火葬は、ほとんどが他のペットや動物との合同火葬です。
民間の火葬業者に依頼するよりも安く火葬できますが、合同火葬のためご返骨はなく、かつ多くの自治体でご遺体が「一般廃棄物」として扱われます。
「火葬の費用をとにかく安く抑えたい」という飼い主様は、自治体での火葬を検討するのも良いでしょう。
立ち会いでペットの火葬を行う場合の流れ
ペットの火葬は初めてなため、なにをしたら良いか分からないという方もいるでしょう。以下では、ペットの火葬に立ち会いする際の流れについて解説します。
- 葬儀業者・葬儀内容を決めて依頼
- お見送りの儀式を行う
- 最後のお別れをして火葬に立ち会う
- 遺骨拾い・ご返骨
葬儀業者・葬儀内容を決めて依頼
ペットが亡くなった際、まず布を敷いた棺や専用のダンボールなどにドライアイスを置き、遺体が傷まないように安置しましょう。その後、料金や葬儀形式から、飼い主様がどのように葬儀を行うか決め、その地域に対応可能な葬儀業者へ依頼します。
季節や環境にもよりますが、2〜10日以内に火葬を行うことで遺体の損傷や腐敗を避けて葬儀できます。
お見送りの儀式を行う
葬儀業者を選んだら、依頼した日時に葬儀業者を訪ね、お葬式を執り行いましょう。
プランや葬儀業者により異なりますが、読経や焼香など人間のお葬式と同様の儀式で信仰されます。立ち会いできる葬儀を選択したのであれば、ペットの旅立ちを家族で見守れます。
最後のお別れをして火葬に立ち会う
読経や焼香の後、火葬になります。葬儀業者により異なりますが、立ち会い火葬の場合、火葬場まで付き沿うこともあれば、火葬室までは行かずに待機室で待機することもあります。
火葬にかかる時間はおおよそ30〜60分ほどですが、体の大きいペットは1〜2時間かかることもあります。
ご収骨
火葬が終了次第、ご遺骨の状態を確認し、お骨上げとなります。立ち会い個別火葬の場合、お骨上げの終わったご遺骨はそのまま持ち帰ることが可能です。
お骨上げの際も、火葬時と同様に側で見守っていただくことになりますが、ご希望に応じて飼い主様やご家族の手でご収骨することもできます。飼い主様ご自身でお骨上げを行う場合は、大切なペットのお骨をひとつひとつ丁寧にご収骨してください。
ご遺骨を供養する
ご収骨が終わり次第、ご遺骨が手元に戻ってくるため、供養を行うことになります。代表的な供養の方法は、以下の通りです。
- 手元供養(骨壺のままご自宅で保管する、遺骨アクセサリーなど)
- 墓地に埋葬する
- 納骨堂に納骨する
- 自然葬(海洋散骨、墓石の代わりに木を墓標とする樹木葬など)
供養の方法に良し悪しはありません。飼い主様やご家族のご希望、供養にかける予算などを総合的に考え、ペットと飼い主様にとって最適な供養を行いましょう。
ペット火葬の料金
プラン名 | 料金 | 内容 |
---|---|---|
合同火葬 | 6,950円 | 合同火葬 霊園のご紹介 |
一任個別火葬 | 15,200円 | 個別火葬 霊園のご紹介 骨壺・骨袋 ご返骨 |
立会い個別火葬 | 17,400円 | 個別火葬 霊園のご紹介 骨壺・骨袋 ご返骨 お骨上げ |
お花で送るペット火葬 | 42,700円 | 個別火葬 霊園のご紹介 骨壺・骨袋 ご返骨 お骨上げ お花飾り |
上記は、COCOペットの火葬料金の一例になります。
一般的に、合同火葬が最も低コストで、個別火葬、立ち会い火葬、特別火葬という順に費用が高くなります。ペットの種類や大きさにより、料金が変動することも頭に入れておきましょう。
例えば、小型犬や猫など小さなペットは、大型犬や特殊な動物よりも火葬費用が低く設定されています。葬儀業者に直接連絡するか、ホームページに記載されている料金で確認することが可能です。
一緒に立ち会いできる人
立ち会い可能なペット火葬の場合、立ち会いできる人は飼い主様だけではありません。以下で立ち合い可能な人をご紹介します。
家族以外も立ち会える
立ち会い個別火葬の場合、立ち会える人に制限はありません。したがって、飼い主様やご家族だけでなく、生前ペットのことを可愛がってくれた友人やペット仲間も葬儀に参列できます。
ペット火葬は、ペットに会って感謝を伝えられる最後の場です。生前たくさん遊んでくれた友人や親戚、他のペット仲間にも声をかけて、ペットの旅立ちを一緒に見送ってあげましょう。
また人間だけでなく、他のペットが立ち会い可能なプランを提供している業者もあります。生前仲の良かったペットを呼びたい場合は、事前に確認をとってみてください。
立ち会える人数は火葬場による
立ち会える人に制限はありませんが、火葬場によっては立ち会い可能な人数に制限がある場合もあります。
もしご家族以外の友人や親戚、ペット仲間を火葬に呼ぶ場合は、事前に何人まで立ち会い可能か、火葬業者に確認しておきましょう。
ペット火葬に立ち会う際の注意点
ペット火葬する際の一連の流れや料金を確認しました。しかし、大切な家族を見送るためには、注意すべき点も存在します。葬儀当日にトラブルでモヤモヤしないためにも、確認しておきましょう。
安心して依頼できる業者を選ぶ
ペットの最後を任せる葬儀業者は、慎重に選定するべきです。
残念ながら、高額な料金を請求する悪質な業者も存在するため、見積もりは必ず事前に取るようにしましょう。選定する際は、評判や口コミの良い葬儀業者を選ぶのも一つの方法です。
立ち会いは火葬終了まで待たなくてはならない
火葬の立ち会いは、葬儀からご収骨の時間を含めて待つ必要があります。そのため、半日程度かかります。
移動距離が遠い場合、自宅と葬儀場の送迎サービスがついたプランもあるため、車を所有していない方や運転が苦手な方は依頼すると良いでしょう。
大切なペットとしっかりお別れしましょう
今回は、ペット火葬で立ち会いが可能なのか、また立ち会う場合のペット火葬の流れについて解説してきました。悔いなく丁寧にお別れするためにも、大切なペットの最期をどのように見送りたいか、生きているうちからしっかり考えておきましょう。
訪問火葬サービスのCOCOペットでは、生前のご相談も24時間365日受け付けています。
お見送りの際の火葬プランも、ペットの種類によって6,600円(税込)からさまざまなプランを提供しており、一般的な猫や小型犬であれば、17,600円(税込)から、中型犬であれば28,600円(税込)から、火葬方法やご供養の希望によってプランを選んでいただけます。
埼玉、東京(島しょ部除く)、千葉、神奈川、茨城エリアで最安を目指していますので、ペットのお見送りについてお考えの方は一度ご相談ください。