大切な家族であるペットが亡くなってしまったとき、幸せに旅立たせてあげたいと思いますよね。しかし「ペット霊園で十分に供養できる?」と悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ペット霊園はペットを供養する専用施設のため、手厚い供養が可能です。
本記事では、ペット霊園の特徴や選ぶ際の注意点を解説します。ペット霊園以外の供養も紹介しているので、ペットの旅立ちを検討する際の参考にしていただけます。
目次
ペット霊園とはペットを供養するための施設
ペット霊園とは、動物愛護の観点を大切にしたペット専用の墓地です。ペット霊園であればペット専用のお墓が建てられるため、ペットを手厚く供養することが可能です。
ペット霊園は全国に500以上あるといわれています。ペット霊園によってお墓の形態やサービス、費用などが異なるため、事前に情報収集すると良いでしょう。
ペット霊園の特徴3選
ペット霊園の概要がわかったところで、ペット霊園の特徴についても理解しておきましょう。本章では、ペット霊園が持つ3つの特徴について解説します。ペット霊園を選択するうえで参考にしてください。
お墓の種類が豊富
ペット霊園では、お墓の種類が豊富です。個別型のお墓の他にも、集合型や合祀型のお墓などがあります。また、樹木をお墓に見立てた樹木葬などに対応しているペット霊園もあります。
ただし、すべてのペット霊園が上記のようなお墓の種類を備えているわけではありません。ペット霊園によって異なるため、希望のお墓がある場合は、事前に確認することが大切です。
葬儀や火葬を一緒にできる施設もある
ペット霊園には、納骨して供養するだけの場所ではありません。ペットが亡くなってしまった後の葬儀や火葬をおこなえる施設を備えたペット霊園もあります。葬儀や火葬がおこなえる施設を備えたペット霊園であれば、火葬後すぐにお墓に納骨ができるため、葬儀から納骨までスムーズな対応ができる点がメリットといえます。
霊園として管理されている
ペット霊園は、ペットを供養する施設として運営管理されています。そのため、ペット霊園によってはお墓の管理や清掃をおこなってくれるところもあります。
しかし、すべてのペット霊園がお墓の管理や清掃までしてくれるわけではありません。ペット霊園のサービスはペット霊園ごとに異なるため、希望のサービスがあれば契約前に確認することが肝要です。
ペット霊園を選ぶ際の注意点5選
ペット霊園を初めて選ぶ際は、何を注意して選ぶべきかわからず迷ってしまいますよね。そこで、本章ではペット霊園を選ぶ際の注意点を5つ紹介します。注意点を把握し、ペットと飼い主様にとって適切なペット霊園選びにお役立てください。
希望にあった供養ができるか
ペット霊園のお墓には種類があります。主なお墓の種類と概要は、以下のとおりです。
個別型 | 専用のお墓に納骨するタイプのお墓 |
集合型 | 1つのお墓に複数のペットの骨壺を納骨するタイプのお墓 |
合祀型 | 1つのお墓に複数のペットの遺骨を埋葬するタイプのお墓 |
上記のようにお墓には種類があるため、希望にあったお墓で供養できるか、事前確認が重要です。なお、合祀型の場合、一度埋葬したら遺骨の回収ができない点に注意しましょう。
ペット霊園で葬儀や火葬を一緒におこなえるペット霊園もあるため、希望する場合には、対応可否についてペット霊園に確認してみてください。
お参りしやすい場所にあるか
ペット霊園がお参りしやすい場所にあるかを確認しましょう。希望にあった供養ができるペット霊園だったとしても、お参りしやすい場所になければ気軽にお参りに行けません。そのため、お参りしやすい距離にペット霊園があることを確認する必要があります。
ペットは大切な家族であるからこそ、お参りから足が遠ざかることがないように注意しましょう。
費用は適切か
ペットの葬儀や火葬、お墓の用意にかかる費用は、ペット霊園によって異なるため、事前に確認が必要です。
費用相場を以下の表で紹介するため、ご覧ください。以下の表より極端に高いようであれば、ペット霊園の見直しを検討したほうが良いかもしれません。
項目 | 費用相場 |
---|---|
葬儀 | 15,000~30,000円 |
火葬 | 6,000~65,000円 |
個別型のお墓 | 100,000円~ |
合祀型のお墓 | 5,000円~ |
納骨堂 | 10,000円~ |
ペット霊園の運営に問題はないか
ペット霊園の運営に問題がないか、確認しましょう。ペット霊園の供養方法や費用が魅力的だったとしても、霊園内の雰囲気やスタッフの対応などに問題があれば考えものです。
ペット霊園とは長い付き合いになるため、納得できる運営をしたペット霊園を選びましょう。そのためにも、現地確認や口コミなどでペット霊園について、契約前に確認することが大切です。
一周忌や合同供養祭などを開催しているか
一周忌や合同供養歳などを開催しているかを確認しましょう。特に供養祭など、定期的に皆で手を合わせる機会を重視するなら、事前に確認すると良いです。
ペット霊園によって供養方法は異なり、供養祭などをおこなわないところもあります。契約後に後悔することがないよう注意してください。
ペット霊園以外での供養方法4選
ペット霊園での供養について説明してきましたが、ペット霊園を使わずともペットの供養は可能です。以下では、ペット霊園以外でペットを供養する4つの方法について解説します。ぜひペットの供養を考える際の参考にしてください。
人間と一緒のお墓
人間と一緒のお墓に納骨して供養する方法があります。ただし、トラブル防止のために家族の同意が必要です。また、宗教上の理由で対応していない寺院もあるため、事前に確認する必要があります。
納骨堂
納骨堂でもペットの供養は可能です。納骨堂であれば雨でもお参りに行きやすいメリットがあります。一方、一定年数経過で合祀されることもあるため、契約前に要確認です。
手元供養
仏壇や庭に埋めて、手元で供養する方法があります。庭に埋める場合、お墓だと目立つ形にすると、思わぬ近隣トラブルのもとになることがあるため、あまり目立つことのないように注意しましょう。
アクセサリーなどにする
遺骨をアクセサリーなどにして身につけ供養する方法もあります。肌見離さず供養できるため、常にペットを近くに感じられるのがメリットです。
ペット霊園の理解を深めペットにとって適切な供養を選択しよう
本記事ではペット霊園について解説しました。ペット霊園はペットを供養する専用施設で、以下3つの特徴があります。
- お墓の種類が豊富
- 葬儀や火葬を一緒にできる施設もある
- 霊園として管理されている
また、ペット霊園以外の供養方法についても紹介しているので、本記事を参考に、ペットと飼い主様にとって適切な供養方法を選択してください。
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