ペットは生きものである以上、どれほど大切にお世話をしてもいつかは旅立ちのときを迎えます。

家族同然の存在であるからこそ、心を込めてお見送りをしたいものです。

しかし、ペットの火葬や葬儀、納骨は、どこでどのようにすればいいのでしょうか。

本記事では、ペットが亡くなったあとの葬儀や納骨の方法、費用の相場などをご紹介します。

ペットの葬儀方法や納骨方法などについて困ったことがある場合、最も確実なのは、依頼する予定のペット火葬業者に確認することです。

訪問火葬サービスのCOCOペットでも、24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。

COCOペットの無料相談(24時間365日受付)はこちらから

COCOペットの訪問火葬プランについてはこちらから

目次

ペットの納骨はなぜ必要?

ペットの納骨はなぜ必要

ペットのご遺骨を納骨する理由としては、仏教の考え方により体は自然界に、魂は仏様のもとに還すという意味があるからです。

飼い主様がペットのご遺骨を手元で保管し、悲しみや気持ちの整理をすることにも効果的です。

大切な家族であるペットに、体や魂も元の場所に還ってもらうことは重要です。

また、供養する際に亡くなったペットの冥福を祈ることにも意味があるため、ペットの死を受け入れるためにも大切な儀式であるといえます。

必ず納骨をする必要はありませんが、納骨することによりペット供養につながるでしょう。

ペットが亡くなったら葬儀から納骨まで考える3つのこと

ペットが亡くなったら葬儀から納骨まで考える3つのこと

もしペットが亡くなったら、どんなお見送りをしてあげたいですか。

大切な家族をご要望どおりに見送りたいとお考えの方も多くいらっしゃるでしょう。実際に葬儀や納骨を行う前に、お見送りで考えなくてはいけないことが3つあります。

火葬かそのまま埋葬か考える

ペットは人間と同様、火葬をすることが多いですが、火葬を行わずに埋葬することもできます。

必ずしも火葬する必要はなく、飼い主様のご要望に応じて火葬か土葬かを選ぶ必要があります。

火葬を行わずに埋葬することを土葬といい、人間の土葬は禁止されていますがペットの場合は私有地内であれば可能です。

ただし、ペットを土葬する場合、土葬する場所が浅すぎると天候の影響を受けたり、異臭によるニオイにつられて害獣に掘り起こされたりする可能性があります。

せっかく土葬してあげてもペットが掘り起こされたり、雨に打たれたりするのはかわいそうですよね。影響を少なくするためには、火葬してからご遺骨を埋葬することをおすすめします。

また、ご遺体をそのまま土葬する場合、土葬ができる私有地が必要になるため、大きなペットや都市部に住んでいるなら火葬を検討しましょう。

葬儀をする場合は葬儀会社に依頼

人間と同様にペットのために葬儀をしたいなら、葬儀会社にペット葬をしているか問い合わせましょう。

昔はペット葬が珍しいものでしたが、ペットも家族の一員という考え方が一般的になりペット葬が当たり前になりました。

通夜は省略される場合が多いですが、ペット葬では、以下のことが行えます。

  • 葬儀
  • 火葬
  • 納骨

また、近年では火葬場に向かわなくても、移動火葬車と呼ばれる火葬炉を搭載している車が自宅まで来て、その場で火葬してもらうことも可能です。

飼い主様のご要望に応じて、適切なプランを提供しているペット葬儀業者を利用しましょう。

納骨か手元供養(自宅供養)などのそれ以外か

ペットのご遺骨は、ペット霊園や合同墓地(合祀墓や合同供養塔)、納骨堂などで行えます。

ペットのご遺骨を納骨することで、丁寧に供養できたと実感でき心の整理がつきやすくなるでしょう。

ただし、ペットを火葬した後に必ずどこかに納骨をしなければならない決まりはないため、納骨をせずに手元供養(自宅供養)をする方もいます。

ペット用の仏具も販売されているため、遺影などと共に揃え供養してあげられるでしょう。

ペットの死から納骨までの流れ

ペットの死から納骨までの流れ

ペットの死から納骨までの一般的に流れは決まっています。

ペットが亡くなってから納骨までの流れを事前に確認しておけば、ペットが亡くなった際に冷静に判断できるでしょう。自分ならどのようにお見送りをしたいか考えてみましょう。

ペットを看取る

大切な家族であるペットの死はとてもつらいものです。

しかし、臨終から数十分後に死後硬直が始まってしまうため、なるべく早く両肢を揃え横たわる姿勢に整える必要があります。

死後硬直が始まる前に手足を優しく折りたたみ、寝ている状態を同じ体勢に整えてあげてください。

死後硬直がすでに始まってしまっていた場合は、無理に手足を折り曲げてしまうと折れてしまう可能性があるため、気をつけましょう。また、体勢を整える際に、目や口が開いたままになっていれば、優しく閉じてあげてください。

亡くなった後は体液が漏れることもあるため、ご遺体が汚れないようにタオルでペットのお尻部分にあてがい、順番に抱きしめてお別れをしましょう。

お別れをしたら、いつも使用しているペット用のベッドやダンボールなどに安置します。

ペット対応可の火葬場かペット葬儀会社へ連絡する

安置したらペット対応をしている火葬場に連絡し、火葬場や火葬時間を決めましょう。

お葬式をしたい場合は、ペット葬を行っている葬儀会社に連絡する必要があります。10日以上経つとご遺体の腐敗が進んでしまうため、3日以内に火葬をするのがおすすめです。

自分たちで火葬場までご遺体を運ぶのが難しい場合は、専用車で火葬をしてくれるペット葬儀会社にお願いしましょう。

火葬(葬儀)をする

次に火葬場にご遺骨を持ち込み、火葬が実施されます。

葬儀をする場合は、火葬の前に30分ほどのペット葬を行います。

火葬炉の前でお線香を焚くなどしてお別れをした後、火入れし30分~1時間程度で火葬は完了です。火葬の際は、基本的に待合室で待つことになるでしょう。

火葬が終わったら火葬炉からご遺骨を取り出し、骨壺へと収骨します。火葬に関しては人間とほとんど同じ流れで行われます。

お墓へ納骨もしくは家へご遺骨を持ち帰る

収骨を終えたら、そのまま納骨堂やペット霊園に納骨し供養してもらいます。自宅で手元供養をしたい方は、埋葬せずに自宅に持ち帰りましょう。

たとえば、供養の仕方は、以下のとおりです。

  • ペット仏壇を購入しその中へ納める
  • 遺影と一緒にリビングに飾る
  • アクセサリーとして身につける

まだ供養方法が明確に決まっていないという場合は、一度納骨堂に預けるか自宅に持ち帰るなどして、適切な供養方法について考えましょう。

ペットのご遺骨を納骨するタイミングについて

ペットのご遺骨を納骨するタイミングについて

ペットのご遺骨を納骨するタイミングに決まりはありません。

しかし、ペットのご遺骨をいつ納骨すればいいかわからずお困りの方は、以下を参考にしてみてください。

火葬直後

火葬または葬儀の直後に納骨を行う際は、火葬場と連携している霊園やお寺に納骨されることが一般的です。

火葬と納骨がセットになっているプランも多くあり、一貫して同じ場所で火葬と納骨まで行いたい方にはとくにおすすめです。また、セットのプランは価格が低く設定されている傾向にあります。

そのため、ペットの納骨費用を少しでも抑えたいとお考えの方やすぐにでも納骨してあげたいという方は、火葬直後に納骨してあげると良いでしょう。

四十九日や一周忌

ペットの四十九日や一周忌などの忌日のタイミングで納骨する方も多くいます。

とくに、四十九日は人間のご遺骨を納骨するタイミングと一緒であることから、同じように四十九日まで待って納骨する方も多いでしょう。

ペットの納骨のタイミングを逃してしまった方や、納骨になかなか踏み切れない方、また人間と同じように納骨してあげたい方は、忌日で納骨することをおすすめでします。

気持ちが落ち着いてから

火葬直後や亡くなってから日が経っていない場合は、ペットが亡くなったことを受け入れられず納骨に踏み切れない方もいるでしょう。

納骨すべきタイミングはないため、飼い主様の気持ちが落ち着いてから納骨するのも一つの手段です。

気持ちが落ち着いていない状態で納骨してしまうと、「もっといいタイミングで納骨してあげればよかった」「もっとペットのそばにいてあげたかった」など後悔する可能性も考えられます。

冷静に判断できない場合は、気持ちが落ち着くまで無理に納骨する必要はありません。

供養する方法を考えてから

ペットの死について準備ができていなかった方の場合、どのように供養してあげるべきかわからない方もいらっしゃるでしょう。

どのように供養していいか決まっていない状態で、飼い主様の意思とは関係なく適当な場所で納骨してしまうと、方法によっては後戻りできず「違う方法で納骨すればよかった」と後悔するかもしれません。

すぐに納骨してあげなければいけないというわけではないため、供養方法をじっくり考えて納得行く方法で納骨してあげましょう。

ペットの葬儀ができる施設

ペットの葬儀ができる施設

ペットの火葬はお住まいの自治体か、民間のペット葬儀会社に依頼できます。

飼い主様のご要望どおりにペット葬儀を行うためには、事前に葬儀業者ごとの特徴について理解する必要があります。

以下では、自治体に依頼する場合と、民間のペット葬儀会社に依頼する場合の詳細を見ていきましょう。

自治体の火葬

自治体の多くは、合同火葬を採用しています。他のペットと一緒に火葬されるため、ご遺骨は返ってきません。

また、どの自治体でも合同火葬が行われるというわけではなく、対応は自治体によって異なり、廃棄物としてゴミと一緒に焼却処理を行なう自治体もあります。

いくら費用が安いからといっても、最愛の家族がゴミと一緒に火葬されるのは悲しいですよね。後悔しないためにも、事前にお住まいの自治体のホームページなどで確認しましょう。

ペット霊園

ペット霊園のほとんどに火葬炉が併設されています。

敷地内にはペット葬のできるセレモニーホール、お墓、納骨堂も揃っているため、ペット霊園にお願いすれば葬儀から忽滑までを一貫して済ませられるでしょう。

ペット霊園により提供しているプランや供養方法は異なるため、納得の行くプランがあるか事前に調べておくことが重要です。

ペット葬儀社

ペット葬儀社はペット葬に特化した葬儀会社です。人間の葬儀と同様にお通夜、告別式、火葬まですることができます。

またペット葬儀社では、ペット墓地や納骨堂などの提携先を紹介してもらえます。ただし、ペット葬儀社が増えている一方で、悪徳業者が存在することも事実です。

悪徳業者に火葬を任せてしまうと、大切なペットのお骨がきれいに残らなかったり、そもそも返骨されなかったり、最終的に高額請求されたりするなど、せっかくのお別れで悲しい気持ちが残ってしまいます。

そのため、ペット葬儀社を利用する際は、複数の会社で相談して飼い主様が納得できる火葬方法を探しましょう。

移動火葬車(セレモニーカー)

移動火葬車(セレモニーカー)に自宅まで来てもらい、車内で火葬を行なう方法です。葬儀場まで出向けない方でも時間や場所を選ばずに供養ができます。

しかし、夜間に火葬したり、人目に触れる場所で火葬したりすると、近隣トラブルの原因になります。

火葬のみを行う簡易的な供養になりやすいため、訪問火葬をする際には内容を確認しましょう。

ペット火葬の種類

ペット火葬の種類

ペットの火葬方法は基本的に合同火葬、個別火葬、特別火葬の3種類があります。以下では、各火葬方法の特徴やどんな方におすすめかを紹介します。

合同火葬

合同火葬は、他のペットたちと一緒に火葬を行なう方法です。費用を抑えられる反面、ご遺骨が他のペットと混じってしまうため返骨してもらえません。

ご遺骨を残したい方には合同火葬はおすすめできません。

一任個別火葬

ペットのご遺体を葬儀会社に預け、立会いやお骨上げは葬儀会社のスタッフに一任する方法です。

一体ずつ個別に火葬するため、骨壺に収められたご遺骨は返却されます。火葬後のご遺骨を見るのがつらい方におすすめです。

立会い個別火葬

火葬の立会いからお骨上げまでを、飼い主様が行なう方法です。一任個別火葬との違いはスタッフではなく、飼い主様が立会い、お骨上げもご自身で行えます。

火葬中に霊園やお寺などの僧侶にお経をあげてもらいたい方や、人間の葬儀と近い方法でお別れしたい方におすすめの方法になります。

ペットの火葬方法は基本的に合同火葬、個別火葬、特別火葬の3種類があります。以下では、各火葬方法の特徴やどんな方におすすめかを紹介します。

合同火葬

合同火葬は、他のペットたちと一緒に火葬を行なう方法です。費用を抑えられる反面、ご遺骨が他のペットと混じってしまうため返骨してもらえません。

ご遺骨を残したい方には合同火葬はおすすめできません。

一任個別火葬

ペットのご遺体を葬儀会社に預け、立会いやお骨上げは葬儀会社のスタッフに一任する方法です。

一体ずつ個別に火葬するため、骨壺に収められたご遺骨は返却されます。火葬後のご遺骨を見るのがつらい方におすすめです。

立会い個別火葬

火葬の立会いからお骨上げまでを、飼い主様が行なう方法です。一任個別火葬との違いはスタッフではなく、飼い主様が立会い、お骨上げもご自身で行えます。

火葬中に霊園やお寺などの僧侶にお経をあげてもらいたい方や、人間の葬儀と近い方法でお別れしたい方におすすめの方法になります。

ペット火葬の料金相場

ペット火葬の料金相場

ペットの火葬料金は、火葬方法やペットの種類、体重などにより異なります。

自治体の火葬は民間の葬儀会社より価格が抑えられますが、相場は1,000~10,000円と幅があることが特徴です。

民間のペット葬儀会社は、ペットの種類や体重に加え、プランにより費用が変わります。

以下は、COCOペットの火葬料金(税込)です。ぜひ参考にしてみてください。

合同火葬一任個別火葬立会い個別火葬お花で送る
ペット火葬
極小動物
おおむね10cm未満
6,600円16,500円18,700円51,700円
小動物
(2kg未満)
14,300円20,900円23,100円56,100円
うさぎ
(2〜5kgまで)
17,600円24,200円27,500円60,500円
猫・小型犬A
(2〜5kgまで)
17,600円24,200円27,500円60,500円
猫・小型犬B
(5〜10kgまで)
22,000円29,700円31,900円64,900円
小型犬・中型犬
(10〜15kg)
28,600円35,200円37,400円70,400円
中型犬・大型犬
(15〜20kg)
34,100円41,800円44,000円77,000円
大型犬
(20〜25kg)
40,700円47,300円49,500円82,500円
特大犬A
(25〜30kgまで)
47,300円55,000円57,200円90,200円
特大犬B
(30〜35kgまで)
55,000円61,600円64,900円97,900円
特大犬C
(35〜40kgまで)
62,700円69,300円71,500円104,500円

ペットの葬儀後の納骨について

ペットの葬儀後に納骨は必要?

納骨とは、火葬を終えたペットのご遺骨を霊園や納骨堂に納めることです。

ペットの納骨については決まりがなく、納骨するかどうかも含めて飼い主様が決められます。以下では、納骨に関する選択肢とその詳細を解説します。

納骨をする場合

ペットの納骨を希望する場合は、どこに納骨するかを決める必要があります。

ペット霊園の納骨堂に納骨する

ペット霊園の多くは、屋内に納骨堂を備えています。

納骨堂は扉がない棚型や扉のあるコインロッカー型などがあり、ペットがさみしくならないために写真や花を飾ることも可能です。

費用はスペースの大きさにもよりますが、屋外にお墓を建てるよりも安く抑えられる傾向にあります。

ペット霊園の屋外区画に納骨する

ペット霊園やペット用墓地にお墓を建てる方法です。手厚く供養できますが、墓石を購入する費用や年間の管理費などがかかります。

合祀墓(合同供養塔)

ペット霊園の一画にある合祀墓(合同供養塔)に、他のペットたちと一緒に埋葬する方法です。

費用は火葬費用に組み込まれている場合が多く、管理も霊園に任せられるなど、ペットのお墓を継ぐ人がいない方に適しています。

人間と一緒のお墓

近年では、人間とペットが一緒に入れるお墓も増えています。

ペットとずっと一緒にいたい方には適していますが、人間も入るお墓になることから、立地や環境などの十分な検討が必要です。

納骨をしない場合

続いて、納骨をしない場合にペットのご遺骨をどうするか、代表的な方法をご紹介します。

手元供養

火葬が終わったペットのご遺骨を持ち帰り、自宅で供養します。自宅に祭壇を作り、ペットの写真や思い出の品、花などを飾ってあげると良いでしょう。

手元供養を行う場合は、骨壷の中のお骨にカビが生えやすいため、注意が必要です。骨壷の周りにテープを貼ったり、骨壷の中に除湿剤(シリカゲル)を入れたりして対策しましょう。

散骨

散骨は海や山、自宅の庭などにご遺骨をまく方法です。ペットの散骨に法的な規制はありませんが、墓地以外への散骨を禁止している自治体もあるため確認が必要です。

自治体の条例で禁止されていない場合でも、公園など公共の場所への散骨は不快に思う住民もいます。

散骨する場所の選定には、細心の注意を払いましょう。なお、散骨の際には、ペットのご遺骨を粉状にする必要があります。

火葬の段階で粉骨までお願いするか、粉骨のみを行なう専門の業者への依頼を検討することが必要です。

自宅の敷地内に埋葬する

自分が所有する土地がある場合、ペットのご遺骨を埋めることも可能です。

ただし、近隣に迷惑がかからないことが条件であり、先々に引越しする可能性がないか、自分たちが亡くなったあとのことも考える必要があるでしょう。

なお、自宅の敷地内であれば、火葬せずにペットの亡骸を埋葬(土葬)しても法律上の問題はありません。

しかし、土葬は臭いの問題など思わぬトラブルが生じかねないため、ご遺骨を埋めたほうが安心です。

ご遺骨をアクセサリーに加工する

ペットのご遺体をアクセサリーに加工する飼い主様もいらっしゃいます。たとえば、ご遺骨をパウダー状に粉砕し、カプセルに入れてペンダントとして身につけられます。

COCOペットのオンラインショップでご遺骨を持ち歩くためのアクセサリーやキーホルダーが販売されているため、ぜひ参考にしてください。

全ての商品 | ペット仏壇、位牌、仏具の通販サイト・&COCO(アンドココ)

永代供養について

大切なペットをしっかり供養してあげたいと思う方は、納骨の際に永代供養プランを選ぶこともおすすめです。永代供養は、お寺や霊園がペットのご遺骨の管理を行ってくれます。

遠方に住んでいて頻繁に訪問できない方や、管理の後継者がいない方はぜひ検討してみてください。

ペットの葬儀後に納骨するメリット

ペットの葬儀後に納骨するメリット

納骨堂に納骨したり、お墓に埋葬したりするメリットは、飼い主様の心の整理をつけられることです。

ペットの死後、お別れは寂しいですが、丁寧に供養してあげたいと思う飼い主様は多いはずです。

納骨を行うと、お寺やペット霊園を訪問し、いつでも手を合わせられます。管理も任せられるため、毎日訪れる必要もありません。

また、自分の死後、一緒に埋葬してほしいと考える飼い主様もいらっしゃいます。ペットと一緒にお墓に入ることも可能ですが、お寺や霊園によって禁止されている場合があるため、事前に確認しましょう。

ペットの葬儀後に納骨をするデメリット

ペットを納骨するデメリットは、管理費用がかかることです。安くても月額1万円かかってしまう施設がほとんどです。

最初は支払いしていたものの、自宅での供養に切り替える飼い主様もいらっしゃいます。

また、人間用のお墓にペットも一緒に埋葬したいと考える場合、親族とのトラブルにも注意しましょう。親族の中には、ペット嫌いやアレルギーがある方もいらっしゃるでしょう。 将来的にペットと同じお墓に入ることを不快に思う方もいるかもしれません。ペットを自分と同じお墓に入れたい場合は、親族間でよく話し合うことをおすすめします。

知っておきたいペット葬儀後の納骨の手順と費用相場

ペットの納骨の時期や手順、費用相場についても気になる方は多くいらっしゃるでしょう。以下では、各項目について解説します。

納骨の時期

ペットの納骨時期には明確な決まりがなく、飼い主様の気持ちの整理がついてからで良いとされています。

ペットが恋しくてなかなか時期を決められない場合は、四十九日や一周忌、三回忌などの節目に納骨するのも一つの方法です。

納骨の手順や費用相場

納骨の手順として、まずはどこに納骨するかを決めます。火葬の際にペット葬儀会社から霊園(納骨)の案内をされることもありますが、その場で決める必要はないでしょう。

納骨にかかる費用の相場は合祀墓か個別墓地か、あるいは納骨堂を利用するのかによって異なるため一概にはいえません。

納骨料以外に、年間の管理費などが発生する場合もあります。予算との兼ね合いも含めて候補地を見学し、飼い主様が納得できる場所に決めてください。

飼い主様の気持ちを大切にしよう

ペット葬儀会社にもよりますが、セレモニーの際にたくさんの花を飾ってお見送りをするプランや、納骨とは別にペットのご遺骨の一部をアクセサリーにするプランもあります。

大切なペットを安心して見送れるよう、葬儀や納骨は飼い主様の納得のいく方法を選ぶとよいでしょう。

葬儀後にペットのご遺骨を納骨する際の注意点

葬儀後にペットのご遺骨を納骨する際の注意点

葬儀後にペットのご遺骨を納骨する際は、気をつけるべきポイントが主に5つあります。納骨を行う前に注意点を確認しておきましょう。

合同火葬ではご遺骨を受け取れない

ペットのご遺骨を納骨するためには、大前提として手元にご遺骨を残しておかなければいけません。

しかし、合同火葬で火葬してしまうと、他のペットとのお骨が混じることから返骨されません。そのため、ご遺骨を納骨したいとお考えの場合は、必ず個別火葬を行いましょう。

ただし、すべての個別火葬でご遺骨を受け取れるわけではないため、事前に火葬業者に返骨してもらえるか確認してください。

自宅で供養する際は湿気に気をつける

自宅でご遺骨を保管する場合は、湿気に気をつけましょう。湿気が多い場所でご遺骨を保管してしまうと、骨壺内にカビが生えてしまいます。

とくに陶器製の骨壺は外気との温度差により、空気中の水分から骨壺内に湿気が溜まってカビが生えやすくなります。

湿気を防ぐためには、日光や外気が当たる窓側は避けて、廊下や床下などの暗くて湿気が発生しづらい場所に置き、なかには除湿剤や吸湿剤を入れておきましょう。

小動物のみ土葬に向いている

所有地で土葬する場合は、小動物のみで行ってください。猫や犬などの大きい動物は基本的に土葬には不向きです。

広い庭があれば良いかもしれませんが、サイズが大きい動物が土に還るのにも時間がかかります。

そのため、基本的に土葬は小動物にとどめておき、大きいサイズの動物を埋葬する際は火葬してから行うようにしましょう。

散骨は周囲への配慮が必要である

ペットのご遺骨を散骨することは法律でも禁じられておらず、自然葬としても人気の方法です。

しかし、法律に触れないからといってどこでも散骨してもいいというわけではありません。

お散歩コースや公園など人の目につきやすい場所で散骨してしまうと、人により不快に感じる場合もいます。そのため、散骨の際は、海や人目のつかない山などで散骨を行いましょう。

素手でご遺骨には触れない

基本的に、ご遺骨は素手で触れないようにしましょう。

素手でご遺骨に触れてしまうと、カビのエサとなるたんぱく質やミネラルがご遺骨に付着してしまい、カビが生えやすくなってしまいます。

どうしてもご遺骨に触れなければいけない場合は、必ず手袋を着用してください。

葬儀後は正しくご遺骨を納骨して供養してあげよう

ペットの火葬や納骨方法には複数の選択肢があり、ペットの種類や体重、葬儀会社のプランによって費用も大きく異なります。

人間の葬儀のようにペットの葬儀には厳格なルールはないため、飼い主様がどのようにペットを見送り、供養したいかを優先して決めることが大切です。

訪問火葬サービスのCOCOペットでは24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。

お見送りの際の火葬プランも、ペットの種類によって6,600円(税込)から豊富なプランを提供しており、一般的な猫や小型犬であれば、17,600円(税込)から、中型犬であれば28,600円(税込)から、火葬方法やご供養の希望によってプランを選んでいただけます。

埼玉、東京(島しょ部除く)、千葉、神奈川、茨城エリアで最安を目指していますので、ペットのお見送りについてお考えの方は一度ご相談ください。

COCOペットの無料相談(24時間365日受付)はこちらから

COCOペットの訪問火葬プランについてはこちらから