「ボルゾイを火葬してあげたいけどどのような方法があるか知りたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

特にペット火葬が初めての方は、ボルゾイの火葬方法や供養の仕方について分からないことも多くあるでしょう。

本記事では、ボルゾイの火葬方法や料金相場、主な供養の方法などを解説していきます。

ボルゾイの特徴

以下ではボルゾイの特徴について、平均寿命や身体的な特徴について解説します。

ボルゾイの平均寿命

ボルゾイの平均寿命は、7~10年です。他の犬種の寿命と比べると以下のようになります。

犬種寿命
ボルゾイ7~10歳
ゴールデンレトリバー10~12歳
チワワ14~16歳

上記を見て分かる通り、他の大型犬や小型犬の寿命と比べてもボルゾイの寿命はやや短いことが分かります。

ボルゾイの身体的な特徴

ボルゾイは体全体が細長く、流線型の体型をしていることが特徴です。体高は70~85cm、体重は25~50kgほどで、大型犬に分類されます。

被毛はストレートで美しく、ブルーとブラウンを除いたあらゆるカラーバリエーションや色の組み合わせが可能です。

日本では、ホワイトカラーのボルゾイが一般的によく見られます。

ボルゾイが亡くなったら

ボルゾイが亡くなったら

ボルゾイが亡くなってしまったら、火葬までの間に腐敗をしてしまわないように適切な安置や、火葬業者への連絡を行うことが大切です。

ご遺体を手入れする

ボルゾイが亡くなったら、死後硬直が始まる前にご遺体の手入れをしましょう。

ボルゾイは手足が長く、伸びた状態だと火葬炉に収まらない可能性があるため、死亡を確認したら硬直が始まる前に四肢を折りたたみ、寝ている体勢にします。

ご遺体を寝かせた後は、被毛をブラッシングし、体の汚れや体液が漏れ出ている場合はガーゼでふき取ってあげましょう。

ご遺体を冷やしながら安置する

火葬までご遺体をきれいな状態を保つため、体を冷やしながら安置しましょう。

動物が亡くなると、手足からお腹、頭の順番で腐敗が始まるため、保冷剤やドライアイスなどで体を冷却して腐敗を遅らせます。

特にボルゾイのような大型犬の場合は、内臓も大きく腐敗しやすいため大量の保冷剤を用意しておく必要があります。

また、ご遺体の冷却後は、風の当たらない日陰になる部屋に安置しましょう。

火葬業者に連絡する

ご遺体の適切な安置を行うと、2~3日はきれいな状態を保てるため、その間に火葬できる業者に連絡します。

火葬を依頼できる業者の種類と特徴については以下です。

業者特徴
地方自治体安価に火葬できるが、ご遺骨の返却はない
訪問ペット火葬業者火葬車で自宅まで訪問・思い出の場所で火葬できる
ペット霊園火葬後の供養も一緒に検討できる

業者により予約が埋まっている場合もあるため、依頼先の候補は複数用意しておき早めに日程をおさえておくことをおすすめします。

ボルゾイの火葬方法と料金相場

ボルゾイを火葬する方法はいくつかあり、それぞれ特徴や費用が異なります。

火葬に掛けられる予算やどのような火葬にしたいかをよく考えた上で火葬方法を選ぶことが大切なため、しっかりチェックしておきましょう。

合同火葬

合同火葬は、他のペットと一緒に火葬する方法です。

比較的安価に火葬できる方法ですが、他のペットのご遺骨と混ざってしまうため、ご遺骨の返却はされず、合同のお墓に埋葬されます。

火葬にかかる料金は、COCOペットでボルゾイの合同火葬を行った場合、43,000~57,000円が相場です。

ボルゾイのような大型犬の場合は、火葬までの時間が長くなるため、合同火葬でも料金は少し高めに設定されています。

一任個別火葬

一任個別火葬は、ボルゾイのご遺体を火葬場のスタッフに預け、火葬から収骨までを一任する方法です。

個別火葬では火葬後にご遺骨が飼い主様のもとに返ってくる場合が多く、その後の供養についてもしっかり対応できます。

また、火葬に立ち会う時間がない飼い主様など、日々の生活が忙しい場合でも対応できるため、人気の火葬方法の一つです。

一任個別火葬にかかる料金の目安として、COCOペットでボルゾイの火葬を依頼した場合、50,000円~63,000円程かかります。

立会い個別火葬

立会い個別火葬は、ボルゾイの火葬からお骨上げまでのすべての工程に飼い主様が立ち会える方法です。

他にも、火葬前にはお別れのセレモニーや、読経といった人間の葬儀と変わらない形でボルゾイを見送ってあげられます。

親族や友人を呼んでゆっくりお別れの時間を過ごしたいという方や、最期の瞬間までボルゾイに寄り添ってあげたいという方にはおすすめの火葬方法です。

ただし、サービスが手厚い分料金は少し高めに設定されており、ボルゾイの立会い個別火葬をCOCOペットに依頼した場合、52,000円~95,000円ほどかかります。

ボルゾイの供養方法

ボルゾイの供養方法

火葬後はボルゾイを供養しましょう。供養の方法はいくつかあり、以下では代表的な供養方法について解説します。

手元供養

ボルゾイのご遺骨を自宅に持ち帰って供養する方法が、手元供養です。

手元供養のメリットは、ボルゾイの存在を身近に感じられるという点があります。

ペット用の仏壇を購入し、骨壺と一緒に生前の写真を供えてあげると、いつでもボルゾイに手を合わせられます。

ただし、飼い主様自身でご遺骨の管理が必要になるため、飼い主様が管理できなくなった後のことを前もって検討しておきましょう。

ペット用のお墓や納骨堂に納める

ペット用のお墓や納骨堂にご遺骨を納める供養方法もよく選ばれています。

お墓や納骨堂は主にペット霊園で管理されており、納骨後のご遺骨の管理や供養は霊園側で行うため、飼い主様でご遺骨を管理する必要がありません。

また、お墓や納骨堂にご遺骨を納めることで飼い主様の心の整理にもつながるため、ペットロスを乗り越えるきっかけにもなります。

海や山に散骨する

ご遺骨を粉状にして海や山、思い出の場所に撒いて供養する「散骨」という方法もあります。

散骨することで、ペットを自然の中に還してあげられるだけではなく、ご遺骨を管理するための費用も必要ありません。

また、ご遺骨の全てを散骨する必要はなく、一部のご遺骨を手元に残すことも可能です。

最近では、ご遺骨を小さなアクセサリーに加工して手元に持っておく飼い主様もいらっしゃいます。

「ご遺骨の管理は難しいけど、少量を肌身離さず持っておきたい」といった飼い主様のニーズに応えられる供養方法といえます。

まとめ

ボルゾイはどうやって火葬すべき?火葬にかかる料金や供養の方法について解説

ボルゾイの火葬方法は主に以下の3つがあることを解説しました。

  • 合同火葬
  • 一任個別火葬
  • 立会い個別火葬

それぞれの火葬方法により特徴が異なるため、火葬を行う際には内容をよく理解して飼い主様のご希望に沿った火葬方法を選択しましょう。

また、火葬後の供養についても、飼い主様のお気持ちに合った方法を選択することで、ボルゾイを失った悲しみを和らげてくれるでしょう。

また、訪問火葬サービスのCOCOペットでは24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。

お見送りの際の火葬プランも、ペットの種類によって6,600円(税込)からさまざまなプランを提供しており、一般的な猫や小型犬であれば、17,600円(税込)から、中型犬であれば28,600円(税込)から、火葬方法やご供養の希望によってプランを選んでいただけます。

埼玉、東京(島しょ部除く)、千葉、神奈川、茨城エリアで最安を目指していますので、ペットのお見送りについてお考えの方は一度ご相談ください。

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