「飼っていたサイベリアンを適切な方法で火葬してお別れしたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。大切な家族であるペットの最期のお世話として、しっかりお見送りしてあげたいですよね。

本記事では、サイベリアンを火葬する方法について解説します。サイベリアンの寿命やかかりやすい病気についても解説するため、サイベリアンについて理解したいとお考えの方もぜひ本記事を参考にしてみてください。

また、サイベリアンの火葬についてわからないことがあれば依頼するペット火葬業者に質問することも手段の一つです。

訪問火葬サービスのCOCOペットでも、24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。

COCOペットの無料相談(24時間365日受付)はこちらから

COCOペットの訪問火葬プランについてはこちらから

サイベリアンの火葬方法について

サイベリアンの火葬方法について

サイベリアンの火葬方法は、主に4つあります。4つの方法でも、飼い主様によりご希望する火葬方法は異なるでしょう。

以下では、各火葬方法について解説します。

合同火葬

合同火葬は、複数のペットと一緒に火葬する方法です。他のペットと一緒に火葬するためお骨が混ざることにより、原則お骨上げは行われません。

そのため、「火葬後にペットのご遺骨を返骨してほしい」とお考えの方には向いていいない方法です。

合同火葬はペット火葬の方法でも最も安価な方法であり、多くの飼い主様から選ばれる方法でしょう。COCOペットでの合同火葬の費用は以下のとおりです。

ペットの種類費用(税込)
極小動物 10cm程度6,600円
小動物 2kg未満14,300円
うさぎ 2〜5kgまで17,600円
猫・小型犬A 2〜5kgまで17,600円
猫・小型犬B 5〜10kgまで22,000円
小型犬・中型犬 10〜15kgまで28,600円
中型犬・大型犬 15〜20kgまで34,100円
大型犬 20〜25kgまで40,700円
特大犬A 25〜30kgまで47,300円
特大犬B 30〜35kgまで55,000円
特大犬C 35〜40kgまで62,700円

火葬後は、一般的に合同墓地に埋葬されます。天国のペットに寂しさを感じてほしくないとお考えの方におすすめの方法です。

一任個別火葬

一任個別火葬は、スタッフに火葬からお骨上げまでをすべて任せて、個別で火葬する方法です。ペットのご遺体をスタッフに預けてからスタッフにより火葬され、火葬中は立会うことができません。

しかし、合同火葬とは異なり、個別で火葬されるためご遺骨は飼い主様に返骨されます。一任個別火葬は個別火葬のなかでは安価な価格の火葬方法で、COCOペットでの一任個別火葬の費用は以下のとおりです。

ペットの種類費用(税込)
極小動物 10cm程度16,500円
小動物 2kg未満20,900円
うさぎ 2〜5kgまで24,200円
猫・小型犬A 2〜5kgまで24,200円
猫・小型犬B 5〜10kgまで29,700円
小型犬・中型犬 10〜15kgまで35,200円
中型犬・大型犬 15〜20kgまで41,800円
大型犬 20〜25kgまで47,300円
特大犬A 25〜30kgまで55,000円
特大犬B 30〜35kgまで61,600円
特大犬C 35〜40kgまで69,300円

「ペットが火葬されるところは見たくない」「忙しくて火葬に立会ってあげられない」という方に一任個別火葬がおすすめです。

立会い個別火葬

立会い個別火葬は、火葬中にペットのそばにいることができ、火葬後の飼い主様によりお骨上げをしてあげられる火葬方法です。

お骨上げを自分でするのは抵抗があるという場合は、スタッフに声をかけると代わりに行ってもらえることがあるため、心配な方は事前にスタッフに伝えておきましょう。

COCOペットでの立会い個別火葬の費用は以下のとおりです。

ペットの種類費用(税込)
極小動物 10cm程度18,700円
小動物 2kg未満23,100円
うさぎ 2〜5kgまで27,500円
猫・小型犬A 2〜5kgまで27,500円
猫・小型犬B 5〜10kgまで31,900円
小型犬・中型犬 10〜15kgまで37,400円
中型犬・大型犬 15〜20kgまで44,000円
大型犬 20〜25kgまで49,500円
特大犬A 25〜30kgまで57,200円
特大犬B 30〜35kgまで64,900円
特大犬C 35〜40kgまで71,500円

立会い個別火葬は、他のプランと比べると値段は高い傾向にありますが、手厚いサービスにより悔いなくお別れができます。最後までペットのそばでお別れを伝えたい方に立会い個別火葬がおすすめです。

訪問火葬

訪問火葬は、火葬炉が搭載された車が自宅近くまで来て火葬する方法です。指定した場所まで来て火葬してもらえるため、遠くの火葬場まで行けないという方や近くに火葬場がない方にも適している火葬方法でしょう。

また、訪問火葬は24時間対応しているところもあり、早朝や深夜でも対応しています。普段忙しいという方も、訪問火葬が向いているでしょう。

サイベリアンを火葬する前にするべきこと

サイベリアンを火葬する前にするべきこと

サイベリアンが亡くなったら、火葬する前にするべきことが3つあります。以下の流れで準備を進め、できるだけ早く火葬してあげるといいでしょう。

ご遺体を清める

まずは、サイベリアンのご遺体をきれいに清めてあげましょう。お湯で濡らしたタオルやガーゼで身体や顔を拭き、生前に利用していたブラシで毛並みを整えます。

ただし、水分が含まれすぎているタオルでご遺体を拭くと、腐敗が進行しやすくなるため、タオルは固く絞ってから身体を拭いてあげてください。

また、口や鼻、肛門などから水分や排泄物が漏れてくることがあります。排泄物や体液が漏れ出た場合は、ご遺体が汚れないようにこまめに拭いてあげましょう。

体液の量が多い場合は、ガーゼや脱脂綿を肛門や口に詰め、定期的に様子を見て必要に応じて交換してあげてください。

箱や棺に安置する

身体をきれいに整えてあげたら、箱や棺に入れて安置してあげましょう。生き物は亡くなってから2時間ほどで死後硬直が始まります。死後硬直が始まる前に前足と後ろ足を優しく折りたたみ、寝ているときと同じ状態の姿勢を整えてあげてください。

また、まぶたや口が開いたまま亡くなっている場合は、体勢を整えるときにそっと閉じてあげましょう。閉じない場合は、ティッシュや布を顔にかけてあげるなどしてあげてください。

ただし、すでに死後硬直が始まってしまった場合は、無理に足を折りたたまず死後硬直が解けるまで待つことが重要です。体勢を整えたら、サイベリアンのサイズに合う段ボール箱や棺を用意します。

体液が漏れ出るのを防ぐためにも、箱の底に新聞紙やペットシートを敷くといいでしょう。

保冷剤で冷却する

ご遺体を棺や箱に入れた後は、腐敗を防ぐために保冷剤や氷などでご遺体を冷やしましょう。ご遺体は内臓から腐敗が進んでいくため、お腹や頭を中心に冷やしてあげるようにしてください。

前日までは生きていてご飯もしっかり食べていたという場合は、お腹周りに多めに保冷剤を置いておきましょう。保冷剤を使用する際は、ご遺体に水滴がつかないように布やタオルに包んで使用します。

ご遺体を効率的に冷却するためにも、解けてきたら定期的に新しいものに変えてあげましょう。

サイベリアンを火葬する当日の流れ

サイベリアンを火葬する当日の流れ

サイベリアンを火葬する際、当日の流れを事前に理解しておくと初めて火葬を行う場合でも安心です。以下では、火葬当日の流れについて解説します。

火葬場まで向かう

まずは、火葬場や葬儀場、ペット霊園、寺院など火葬をご依頼した場所までご遺体を連れていきましょう。

プランによりペットのご遺体を迎えに来てくれるプランもあるため、事前に確認しておくと安心です。

また、訪問火葬の場合はご指定の場所まで火葬炉を搭載した車が訪れます。火葬車が訪れるまでの間はペットのそばにいてあげてください。

立会い個別火葬の場合、火葬場にご遺体を運んだ後は次の項目へと進みますが、合同火葬や一任個別火葬の場合はご遺体を引き渡したらお別れとなります。

セレモニーを行う

立会い個別火葬の場合、人間のお葬式と同じように読経や焼香が行われることがあります。お経については依頼する火葬業者や寺院により異なるため、事前に確認しておきましょう。

祭壇にお花を添え、ペットと悔いなくお別れ出来るようにできるだけそばにいて感謝を伝えてあげてください。

火葬する

読経や焼香などのお別れのセレモニーが終われば、最後のお別れをして火葬が行われます。

身体が小さい場合は30分〜1時間程度、身体が大きい場合は1〜2時間程度かかるため、火葬の間は別室で待ちましょう。訪問火葬の場合は、自宅で待つことも可能です。

お骨上げをする

火葬が終わればお骨上げを行います。飼い主様ご自身でご遺骨を骨壺に入れることが一般的です。

しかし、お骨上げするのがつらいと感じた場合はスタッフが行ってくれることもあるため、まずはスタッフに相談してみてください。お骨上げが終了すれば、骨壺を受け取り葬儀は終了です。

サイベリアンを火葬した後の供養方法

サイベリアンを火葬した後の供養方法

サイベリアンの火葬が終了すれば、基本的にはご遺骨の供養を行います。供養方法には主に5種類の方法があるため、飼い主様に最適な供養方法を探すことが重要です。

以下では、火葬後の供養方法について解説します。

自宅で供養する

自宅供養は、自宅で骨壺を管理する方法で手元供養とも呼ばれています。ペットのご遺骨の扱い方や供養する方法についてとくに決まりはありません。

ただし、ご遺骨を自宅で保管する場合、湿気によりご遺骨にカビが生えることがあります。とくに陶器の骨壺であれば、陶器と蓋の間から空気中の水分が侵入し、骨壺内に湿気が溜まってしまうでしょう。

湿気によりご遺骨が傷つかないようにするためにも、骨壺内にはシリカゲルや除湿剤を入れ、蓋と本体の境目をテープで密閉して湿気が入らないようにしてください。

自宅供養の場合は、直射日光が当たる場所や湿気がたまりやすい場所は避け、正しく保管しましょう。

お寺のお墓に納める

近くのお寺でペットのお墓が併設されている場合は、お寺でもペット供養を依頼できます。

お寺で納骨する場合、しっかり供養してもらえるだけでなく、地域に密着した歴史あるお寺であれば長年供養してもらえるという安心感があるでしょう。

また、近年ではペットと一緒に入れるお墓も増えてきています。先祖代々のお墓にペットのご遺骨を納めたいとお考えの場合は、進行されている宗派やご家族、ご親戚の許可を取ってからお墓に納めてください。

また、先にペットとのお墓と自分のお墓を作り、後で一緒に入れるように準備する飼い主様もいらっしゃいます。

ペット霊園の納骨堂に納める

ペット霊園の納骨堂に納める方法も人気な供養方法の一つです。施設により年会費や管理費用を支払えば、自由にお参りすることも可能です。

また、納骨堂は施設内に骨壺を保管するため、天候に左右されずにお参りできる点でも魅力でしょう。納骨堂は年単位での契約としている施設も多く、途中で供養方法を変えたいとお考えの方にも最適です。

ペット霊園にご依頼する場合、責任者が公開されているかどうかを事前に確認しておきましょう。民間のペット火葬業者やペット霊園は、市役所の許可や登録がなくても運営可能です。

そのため、悪徳な業者も存在し、高額請求されたり、突然閉鎖してしまったりなどのトラブルが発生する可能性があります。

トラブルを避けるためにも、事前に責任者が公開されているかの情報を確認し、口コミは良いかなどを確認しておきましょう。

土に埋葬する

火葬したご遺骨を土に埋葬する方もいらっしゃいます。ペットのご遺骨を私有地に埋葬することは法律的に問題ありません。

ただし、他人の所有する場所に埋葬する場合は許可が必要出るため、無断で埋骨しないようにしてください。ご遺骨を埋める場合、ご遺体を埋葬するときとは異なり、異臭や害獣に荒らされるなどの被害は少ないです。

また、ご遺骨が土に還りやすい点でもメリットの一つに挙げられます。ご遺骨を埋骨する際は骨壺からお骨を取り出し、細かく粉末状にしてから埋葬すると土に還りやすく、周りへの配慮となるでしょう。

海に散骨する

火葬後のご遺骨を粉末状にし、海へ撒く供養方法を海洋散骨といいます。ペットのご遺骨を海に散骨する場合、漁場や海水浴場は避けてください。

散骨をよく思わない方もいるため、極力周囲に人がいない静かな場所で行うようにしましょう。人がいる場所で散骨をすると不快にさせてしまう可能性があります。

また、散骨の際は必ず粉状に粉骨してから行いましょう。お骨をそのまま撒くと自然に還るのに時間がかかり、お骨を目撃された場合は人骨と勘違いされて通報されてしまうかもしれません。

トラブルを防ぐためにも、必ず粉骨してから散骨するようにしましょう。

サイベリアンの平均寿命は?

サイベリアンの平均寿命は?

サイベリアンは、ロシアのシベリアに生息している猫で、ふわふわな体毛と可愛らしさから日本でも人気の猫です。

愛猫には少しでも長生きしてもらいたいですが、お別れのときは必ずやってきます。万が一の場合に備えて、事前に平均寿命を知っておくと心の準備もできるでしょう。

以下では、サイベリアンの平均寿命について解説します。サイベリアンの平均寿命は10〜15歳といわれています。

猫の寿命は14〜15歳といわれており、サイベリアンの平均寿命も同じぐらいのようです。

サイベリアンが罹りやすい病気

サイベリアンが罹りやすい病気

サイベリアンにも罹りやすい病気が3つあります。事前にかかりやすい病気について知っておくと、症状が出た場合でも対応しやすいです。

大切な家族に長生きしてもらうためにも、サイベリアンが患いやすい病気について理解しておきましょう。

熱中症

サイベリアンは、ロシアの寒い地域に生息する猫のため寒さに耐性はありますが、暑さに弱く、熱中症になりやすいです。

サイベリアンの体毛はふわふわで毛の密度が高く、体温が放出しづらくなっています。そのため、体内に熱が籠もり、熱中症を引き起こします。熱中症になると、呼吸が浅くなり、食欲が低下するなどぐったりとした状態になります。

命にも関わる病気のため、日頃から温度調節に気をつけて、様子が変な場合は病院に連れていきましょう。

ピルビン酸キナーゼ欠損症

ピルビン酸キナーゼ欠損症は、遺伝性の病気で簡単にいうと「貧血」を指します。ピルビン酸キナーゼが不足すると赤血球が壊れていき貧血を引き起こします。

無症状の場合もありますが、食欲の低下、口の粘膜や舌が白っぽいなどの症状がある場合は病院に連れていきましょう。

肥大型心筋症

サイベリアンは、遺伝的に肥大型心筋症にかかりやすい生き物であるといわれています。肥大型心筋症は、心筋が肥大していき、全身に血液を循環させることが困難になる病気です。

血流が悪いと血栓ができやすくなり、塞栓症を引き起こすこともあります。最悪の場合、突然死する場合もあるため、食欲の低下や呼吸の乱れが見られる際はすぐに医師に相談しましょう。

サイベリアンを長生きさせるためのコツ

サイベリアンを長生きさせるためのコツ

サイベリアンを少しでも長生きさせて一緒に時間を過ごしたいとお考えの方も多いでしょう。以下では、サイベリアンを長生きさせるコツについて解説します。

定期的にブラッシングする

サイベリアンは、毛が長い猫のため、毎日ブラッシングしてあげることが大切です。毛が長いことから抜け毛も多く、ブラッシングやケアを怠ると、毛づくろいの際に抜け毛を飲み込んで毛球症を引き起こす可能性があります。

毎日ブラッシングしてあげると皮膚の状態も確認でき、未然に病気を防ぐことも可能です。

バランスの良い食事を心がける

サイベリアンは、他の猫と比べても大型の猫で食べる量も多いため、バランスの良い食事を与えることが重要です。

しかし、食事を与えすぎると肥満の原因にもなり、他の病気にもつながりやすくなります。そのため、タンパク質が豊富なフードを適量与えるようにしましょう。

健康診断を受ける

定期的に健康診断を受けることで、重大な病気を防ぐことができます。見た目は元気でも実は病気が潜んでいたということもあり、発見が遅れると治療が難しくなる場合があります。

少しでもサイベリアンに長生きしてもらうためにも、1年に1回は健康診断を受けると良いでしょう。

サイベリアンが亡くなった際は適切な方法で火葬してあげよう

本記事では、サイベリアンが亡くなった際の火葬方法について解説しました。

サイベリアンに最適な火葬方法は主に合同火葬・一任個別火葬・立会い個別火葬・訪問火葬の4種類です。費用や火葬内容は火葬業者により異なるため、事前に確認しておくとスムーズに利用できるでしょう。

COCOペットでは、サイベリアンの生前の終活や火葬方法の相談についても承っております。飼い主様に寄り添ったプランを提案し、最適な方法でのお別れを実現させます。

お見送りの際の火葬プランも、ペットの種類によって6,600円(税込)から豊富なプランを提供していることが特徴です。

一般的な猫や小型犬であれば、17,600円(税込)から、中型犬であれば28,600円(税込)から、火葬方法やご供養の希望によってプランを選んでいただけます。

埼玉、東京(島しょ部除く)、千葉、神奈川、茨城エリアで最安を目指していますので、ペットのお見送りについてお考えの方は一度ご相談ください。

COCOペットの無料相談(24時間365日受付)はこちらから

COCOペットの訪問火葬プランについてはこちらから