「ヨークシャーテリアを飼っているけれど、火葬で何を準備すれば良いかわからない」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
代表的な愛玩犬として、ヨークシャーテリアは日本でも高い評価を得ています。飼育頭数も多い犬種ですが、火葬についての知識には疎い飼い主様も多くいらっしゃいます。
本記事ではヨークシャーテリアの火葬で準備すべきことに合わせて、火葬の依頼先や費用についても解説します。ヨークシャーテリアを飼育している飼い主様は、ぜひ参考にしてください。
目次
ヨークシャーテリアの火葬前に行うこと
ヨークシャーテリアが亡くなってしまったらまず何をすべきか分からない方もいらっしゃるでしょう。
結論、ペットが亡くなった後は腐敗が進むため、できるだけ早く火葬してあげる必要があります。以下では、ヨークシャーテリアの火葬前に行うことについて解説します。
ペット火葬業者COCOペットでもヨークシャーテリアの火葬を承っております。24時間365日ご相談を承っておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
COCOペットの無料相談(24時間365日受付)はこちらから
ご遺体を安置する
なるべくきれいな状態で火葬してあげるためにも、ヨークシャーテリアが亡くなってしまったら、ご遺体をお手入れして安置してあげましょう。
まずは手足を優しく折り曲げ、ブラシで毛並みを整え、身体に付いた汚れをガーゼなどでふき取る必要があります。
ご遺体から体液が漏れ出る可能性があるため、ペットシーツや新聞紙の上に寝かせ、腐敗防止のために頭やお腹を中心に保冷剤やドライアイスを当てましょう。
このようにご遺体を正しく安置することで、腐敗の進行をできるかぎり遅らせ、火葬当日にきれいな状態でお別れできます。
火葬業者に連絡する
ご遺体の安置が完了したら、ペット火葬業者に連絡して火葬の手配をします。電話での依頼が一般的ですが、近年ではオンラインで依頼が完了するペット火葬業者も増えています。
火葬の依頼に関して相談事や質問がある場合は、電話での依頼がおすすめです。ご遺体を安置できる期間は処置や環境により異なりますが、2日前後が目安です。綺麗な状態で火葬するためにも、可能な限り早めに火葬を依頼しましょう。
ペットが亡くなってから時間が経つと、腐敗によりご遺体に変化が現れるからです。なるべく早く火葬するためにも、火葬業者への連絡は早めに済ませましょう。
ヨークシャーテリアの火葬プラン・費用
ヨークシャーテリアの火葬方法はいくつかあり、ペットの大きさや種類により費用や内容が異なります。以下では、ヨークシャーテリアの火葬プランや費用相場について解説していきます。
合同火葬
合同火葬は、他のペットと一緒に火葬するプランで、安価かつ手間をかけずに行える火葬方法です。
複数のペットと一緒のお墓に入ることになるため、ペットに寂しい思いをさせたくないという方におすすめです。ただし、ご遺骨は返ってこないため、自宅でご遺骨を管理したい場合は別の火葬方法を選択しましょう。
ヨークシャーテリアのような小型犬の場合、費用は一般的に5,000~10,000円程度です。COCOペットでは16,000円程でご依頼いただけます。
一任個別火葬
一任個別火葬はペット単体で火葬を行った後、スタッフによる収骨を行い、骨壺として飼い主様に返却されるプランです。合同火葬とは違い、火葬後にご遺骨が返ってくるため、その後の供養をご自身で行いたい場合におすすめです。
また、火葬から収骨までをスタッフが全て行ってくれるため、火葬に立会う時間がない飼い主様にも向いているプランといえます。
ヨークシャーテリアの一任個別火葬の費用相場は20,000~40,000円程度です。COCOペットにご依頼いただく場合は、22,000円でご依頼可能です。
立会い火葬
立会い火葬は、火葬から収骨まで飼い主様やご家族が立会えるプランです。火葬後は飼い主様ご自身の手でご遺骨を骨壺に収納し、ご遺骨の返却もあります。
また、火葬の前には読経やお別れのセレモニーを行えるプランもあり、お別れの時間をゆっくり過ごすことも可能です。
この火葬方法はより手厚い火葬・葬儀を行えますが、オプションなどにも対応しているため費用が高くなる傾向にあります。
ヨークシャーテリアの立会い火葬の費用相場は25,000~60,000円程度です。COCOペットにご依頼いただく場合は、25,000~55,000円で依頼可能です。
火葬の依頼先
ヨークシャーテリアの火葬を依頼できる場所は限られており、大きく3つに分けられます。以下ではペット火葬の依頼先について紹介します。
地方自治体
ヨークシャーテリアが亡くなった際は、お住まいの地方自治体に依頼することで火葬が可能です。
火葬にかかる費用を最も安く抑えられますが、地方自治体での火葬は、他のペットと一緒に火葬する合同火葬が一般的で、ご遺骨の返却が無い点には注意が必要です。
また、自治体での火葬は「葬儀」というより一般廃棄物の「処理」に近い考え方であるため、大切なペットをちゃんと供養したいという方は他の依頼先を検討しましょう。
民間の火葬業者
ヨークシャーテリアの火葬の依頼先として、民間の火葬業者を利用するケースも多くあります。火葬プランも選択肢が多く、飼い主様のお気持ちに寄り添った火葬プランを提案してくれる点が特徴です。
また、火葬車で自宅まで訪問し、玄関先や思い出の場所で火葬できる業者もあるため、霊園に足を運ぶことが難しい方や、まとまった時間が取れない方にも対応できます。
ただし、中には悪質な業者も存在するため、業者の比較検討する際には、対応が誠実か、ちゃんと飼い主様の気持ちに寄り添ってくれるかを確認しましょう。
ペット霊園
亡くなったヨークシャーテリアはペット霊園に持ち込むことでも火葬できます。ペット霊園ではあらゆるペットの葬儀・火葬に精通したスタッフがいるため、初めてのペット火葬でも安心して任せられます。
また、火葬炉だけではなく納骨堂やお墓が併設されており、火葬からその後の供養まで一貫して対応できる点も大きなメリットです。
ペット火葬業者の選び方
以下ではヨークシャーテリアの火葬における、ペット火葬業者の選び方を紹介します。ご遺体の安置期間を考慮すると、ペットが亡くなってから火葬まであまり時間がありません。
落ち着いてペット火葬業者を選ぶためにも、事前にリサーチしておくことをおすすめしています。
小型犬の火葬実績を確認する
ペット火葬業者を選ぶ際には、小型犬の火葬実績を確認しましょう。ヨークシャーテリアは小型犬であり、ご遺骨が残りにくい部類であるためです。実績が豊富な火葬業者に任せることをおすすめします。
小型犬の中でも体重や大きさに差があるため、ヨークシャーテリアのサイズに近い犬種の実績を参考にしましょう。例えば、チワワやマルチーズなどです。理想はヨークシャーテリアの火葬実績を提示しているペット火葬業者を選ぶべきです。
口コミを確認する
口コミの確認はペット火葬業者を選ぶうえで非常に重要です。口コミは実際に火葬を行った飼い主様の体験談であり、ペット火葬業者を選ぶ際の貴重な資料になるからです。口コミからはペット火葬業者の対応やご遺体への扱い、火葬後の満足感などがわかります。
口コミを確認する際は小型犬、できればヨークシャーテリアの火葬に関する口コミを探しましょう。小型犬と大型犬では火葬の特徴が異なるため、参考にならない場合があるからです。
ヨークシャーテリアの供養方法
以下ではヨークシャーテリアの供養方法について、供養の種類ごとに解説します。
飼い主様の手で供養をしたい場合は、ご遺骨が手元に残るようにご返骨が可能な火葬プランを選びましょう。合同火葬などの火葬プランではご返骨ができないため、飼い主様の元にご遺骨が残りません。
自宅で供養する
自宅での供養は手元供養とも呼ばれ、ペットの供養方法として最も一般的です。ペットの存在を身近に感じられるほか、いつでも手を合わせられる点が魅力です。価格を抑えて供養できる点も、多くの飼い主様に選ばれている理由のひとつといえます。
自宅供養はペットの存在を身近に感じられるがゆえに、飼い主様がペットロスになりやすい点には注意してください。
ペットロスは飼い主様に対して大きな精神的負担がかかるため、適度なタイミングで自宅供養から別の供養方法に切り替えることをおすすめしています。
納骨堂に納める
ペットのご遺骨は納骨堂に納めることも可能です。ペットごとに個別で納められるほか、他のペットと共同で納骨することもできます。ペットが寂しくないようにと、共同で納骨する飼い主様は多くいらっしゃいます。
納骨堂への納骨は管理や維持に費用がかかる反面、手間をかけずに綺麗な状態を保てる点が魅力的です。人間に近い供養方法でもあるため、ご遺骨の供養まで丁寧に弔いたいと考える飼い主様に選ばれています。
手元供養と並ぶほど、多く選ばれている供養方法といえます。
自然散骨する
海洋散骨や樹木葬など、自然散骨もペットの供養方法のひとつです。近年では自然散骨をする飼い主様は減ってきましたが、地方などの自然豊かな場所ではよく採用されています。
自然散骨にはご遺骨の粉骨が必要不可欠です。粉骨キットや粉骨機のレンタルなどもあるため、自宅での粉骨も可能です。しかし、飼い主様自身によるペットのご遺骨の粉骨は精神的に厳しいでしょう。
専門の業者に依頼すれば、粉骨から散骨まで一任することも可能です。
アクセサリーにする
近年ではご遺骨を粉骨、加工してアクセサリーにする供養方法も人気があります。外出先を含め、いつでもペットの存在を身近に感じられる点が魅力です。
アクセサリーに使用するご遺骨は一部のため、他の供養方法と併用できる点も人気の理由のひとつです。アクセサリーへの加工は専門業者のほか、ペット火葬業者でも行えます。
COCOペットのオンラインショップではネックレスやペンダント、アクセサリーなどとして身に着けられる遺骨カプセルを展開しています。火葬と合わせて、ぜひご検討ください。
ヨークシャーテリアとの別れに備えるために
大切な家族として一緒に過ごしてきたヨークシャーテリアとのお別れに備えるためにも、平均寿命やかかりやすい病気を知っておくことは大切です。以下では、ヨークシャーテリアの平均寿命やかかりやすい病気について解説します。
ヨークシャーテリアの平均寿命
ヨークシャーテリアの平均寿命は13~16歳で、小型犬の中では長寿の部類に入り、中には20年以上生きた子も存在します。
一般的な犬の寿命が10~13歳と言われているため、比較的長生きする犬種ですが、より長生きさせるためにはかかりやすい病気についても知っておくことが重要です。
ヨークシャーテリアがかかりやすい病気
ヨークシャーテリアがかかりやすい病気やケガの代表例としては以下があります。
- 膝蓋骨脱臼(パテラ)
- 骨折
- 僧帽弁閉鎖不全症
小型犬は脱臼や骨折をしやすい犬種のため、常に注意が必要ですが、特に老年期に気を付けたいのが、僧帽弁閉鎖不全症と呼ばれる心臓病です。
これらの病気になると心臓から血液をうまく送り出せず命を落とすこともあるため、普段の様子を観察し、少しでもおかしいと感じたら動物病院を受診しましょう。
ペットロスについて知っておく
ヨークシャーテリアとのお別れに備えて、飼い主様はペットロスについて知っておくべきです。ペットとのお別れでペットロスに陥る飼い主様は多く、精神的な負担は想像以上です。予め知っておいて対策しておきましょう。
自分を責めすぎない
ペットロスと上手く向き合うためには、飼い主様が自分自身を責めないことが重要です。ペットロスの多くは後悔から生まれますが、自分を責める行為は後悔を増長させることと同じだからです。
ペットを亡くした飼い主様は「もっとできることがあったはず」と後悔される方が多くいらっしゃいます。どんなに力を尽くして愛情を注いでも、ペットを亡くしたら後悔するものと理解しておくことが大切です。
これから迎えるペットのために反省することは重要ですが、自分を責めて後悔する必要はありません。次に活かす努力をしましょう。
最大限丁寧に弔う
ペットの火葬や供養を行う際には、飼い主様ができる最大限丁寧な弔いを心がけましょう。ペットロスは後悔から生まれる部分が大きいため、丁寧な弔いができずに後悔が残るとペットロスに陥りやすくなるからです。
後悔がない弔いをするためにも、ペット火葬業者や供養方法などは事前にリサーチしてある程度決めておきましょう。直前になって焦って決めると、後悔につながります。
ペットに対して最大限丁寧な弔いをすることが、飼い主様が最後にできる愛情表現です。
新しいペットを飼うタイミングをよく考える
飼い主様の多くは動物がいない生活に耐えられずに新しいペットを飼うことがほとんどですが、タイミングをよく考えましょう。新しいペットの姿や行動に亡くなったペットを重ね、思い起こすことでペットロスを増長させる危険性があるからです。
新しいペットを飼うことは悪くありませんが、ペットロスが理由で飼うことは避けた方が賢明です。むしろペットロスを長引かせる可能性がありますし、新しいペットに向き合えなくなることも考えられます。
新しいペットを飼う場合、ペットロスを乗り越えてからにしましょう。
まとめ
本記事では、ヨークシャーテリアの火葬方法や費用について解説しました。大切に育ててきたヨークシャーテリアを火葬することは心が痛みますが、悔いのない火葬にするためにも、何をすれば良いかを事前に把握しておくことは大切です。
具体的な火葬内容や供養の仕方が分からないという方は、一度ペット火葬業者に相談してみてはいかがでしょうか。
ペット火葬のプロであるCOCOペットでは、飼い主様のお気持ちに沿った火葬プランをご提案させていただきます。ヨークシャーテリアの火葬実績も豊富です。24時間365日ご相談やお問い合わせを承っております。