「柴犬が亡くなった時どうすればいいのかわからない」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そもそも火葬すべきなのか、基本的な部分から疑問を抱いている方も多いですよね。

本記事では、柴犬の火葬や適切な供養のやり方について解説いたします。本記事で犬の火葬について大まかな内容は網羅できるため、ぜひ参考にしてください。

愛する柴犬は丁寧に弔うべき

長年寄り添った家族同然の柴犬との別れは辛いですよね。最後に愛情を伝えるためにも丁寧に火葬して弔うべきです。以下では、供養について解説します。

感謝の気持ちを伝えて天国へ見送る

ペットの供養とは「亡くなったペットの死後の幸せを祈ること」です。長年家族として過ごしてくれたことに感謝し、死後の幸せを家族で祈りましょう。

ご遺体の安置や葬儀、供養をすることがペットたちへの感謝に繋がります。しかし別れは突然のため、パニックで何をしたら良いかわからなくなる方がほとんどです。事前にやるべきことや適切な方法を知ることで、丁寧に天国へお見送りできます。

飼い主様として気持ちの区切りをつける

葬儀や供養をすることで、飼い主様として気持ちに区切りをつけられます。愛するペットの死を受け入れられるからです。

ペットを亡くされた飼い主様の中には、亡くなったことを認められず精神的に苦しむ方も少なくありません。丁寧に順を踏んで葬儀をしてご遺骨やお墓を実際に見ることで、死を受け入れるきっかけになります。

ペットのことを忘れるのではなく、次へ進むためにも愛する柴犬は丁寧に弔うべきです。

ペットに合わせた供養方法を選択する

亡くなったペットの個性に合わせて供養方法を選びましょう。

例えば、「海洋散骨」というご遺骨を海に撒いて散骨する方法があります。海洋散骨は、ペットと海岸沿いを散歩していた方や、海辺で遊ぶのが好きな犬におすすめです。このように、ペットが生前好きだったことを連想させる供養方法が良いでしょう。

柴犬は火葬するべき?土葬するべき?

柴犬が亡くなった時に火葬と土葬、どちらが良いかわからないですよね。どちらが正解というものはなく、メリットデメリットを把握した上で選ぶことが重要です。

近年は火葬がメジャー

近年は柴犬を火葬するのが一般的です。ペット火葬は土葬と異なり、ご遺骨を残すことができます。自宅やペット霊園にて供養できることも人気の理由です。

また、火葬はプランの種類が豊富で、飼い主様のご希望に合ったプランを選べます。もちろん最初から最後まで立ち会える葬儀や、納骨まで依頼可能です。

愛するペットを家族のように丁寧に弔い供養できることから、火葬が選ばれています。

土葬には制限が多い

亡くなった柴犬を土葬する方もいらっしゃいます。火葬と比べると費用が抑えられることから、一昔前までは一般的でした。しかし、近年土葬はトラブルの原因になることが頻繁にあります。事前にデメリットを把握しておきましょう。

  • 私有地以外には埋められない
  • 臭いや害虫による近隣トラブルの原因になり得る
  • 野生動物に掘り返される可能性

土葬する場合は、1〜2 mほどの深い穴を掘り、防臭効果のある石灰と一緒に埋葬することで対策できます。土葬をする場合は近隣への配慮も忘れずに、丁寧に弔いましょう。

柴犬が亡くなってからの火葬や供養の流れ

柴犬が亡くなってからの火葬や供養の流れ

柴犬が亡くなった際に、何をすべきか把握しておらず、パニックになる方がいらっしゃいます。予め知識として得ておくことで、落ち着いた行動を取れるため、以下で解説します。

柴犬のご遺体の体勢を整える

柴犬のご遺体を発見したら、まずは手足を折りたたんであげましょう。

柴犬は中型のため、体勢によっては火葬炉に入れづらい場合があります。また、ご遺体が左右に偏っていると、火の当たり方にムラが出てご遺骨が綺麗に残らないため注意が必要です。

ご遺体は時間が経つと死後硬直し、関節も動かなくなるため、早めに姿勢を整えてください。ご遺体の処置はご遺体やご遺骨を綺麗に残すために重要です。辛い時間ではありますが、適切に処置しましょう。

ご遺体を火葬する

火葬業者を手配してご遺体を火葬します。内容が業者により異なるため、火葬業者の選択も重要です。

業者の種類は主に「民間の移動火葬車」「ペット霊園などの施設」「自治体」の3つが挙げられます。また「火葬」と一概に言っても収骨まで立会うプランもあれば、ご遺体の引き渡しのみもあり、選択肢が膨大です。

事前にご家族の意向や優先する項目を決めておくことで、スムーズに火葬業者を手配できます。

ご家族のペースで納骨や散骨をする

火葬後にご遺骨が返ってきた場合、納骨や散骨をします。愛犬との別れは辛いため、ご家族全員が落ち着いてから、ご家族のペースで行いましょう。いつまでにしなければならないというルールはございません。無理のない範囲で行ってください。

また、納骨や散骨にも種類があり、自然散骨や寺院納骨などご家族のご希望にそった選択を行うことで、別れの悲しみや辛さが和らぐでしょう。

辛いことではありますが、もしもの時のためにどう対処するか話し合うことをおすすめします。

ご遺骨をカプセルに残す「分骨」も人気

ご遺骨をカプセルに入れてアクセサリーなどにして残す「分骨」も人気です。毎日身につけられるため、愛する柴犬をいつもそばに感じられます。

種類や色も選べるためどんな方でも身につけやすいです。ご遺骨の納骨や散骨をする際に一部をカプセルに残す方も多くいらっしゃいます。

メモリアルグッズは、COCOペットにて取り揃えております。

まとめ

まとめ

今回は、柴犬の火葬における供養のやり方を解説いたしました。

家族同然の柴犬とのお別れは辛く、考えたくないですよね。しかし、丁寧に弔うためには事前にご遺体の処置方法や供養に関する知識を把握しておくべきです。いざという時に迅速に対応できるようにしましょう。

COCOペットでは、柴犬を含むペットの火葬を承っております。また、仏壇や仏具といったご供養アイテムやメモリアルアイテムも販売中です。お電話にて24時間365日いつでもご予約・お問い合わせを受け付けております。どうぞお気軽にお問い合わせください。