「ペットの火葬は夜間でもできるのか」と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ペットとのお別れは突然で、仕事の都合などで、まとまった時間を確保できない方も少なくありません。

一部のペット火葬業者は夜間の火葬も承っているため、多忙な方でも安心です。しかし夜間の火葬はトラブルの原因にもなるため、注意点は予め把握しましょう。

本記事では夜間のペット火葬について注意点や流れについて解説します。ペットを飼育している方の参考になれば幸いです。

もし、どうしても分からないことや不安なことがあれば、依頼する予定のペット火葬業者に確認することが確実です。

訪問火葬サービスのCOCOペットでは、24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。

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ペットの火葬は夜間に行っても良い?

結論から申し上げると、ペット火葬は夜間にも行えますができるだけ避けるべきです。騒音などによる近隣トラブルに発展するリスクがあります。

まず夜間のペット火葬に対応しているのは、移動火葬車のみです。ペット霊園や自治体は対応していない場合がほとんどです。夜間の火葬はどうしても自宅周辺で行うことになります。

火葬中は移動火葬車のエンジンは切っていますが、どうしても話し声や作業音が発生します。静かな住宅地などでは音が大きく響くでしょう。そのため、夜間に火葬する場合は、周辺環境や近隣の方への配慮が必要不可欠です。

どうしても夜間しか対応できない場合を除き、基本的に昼間に火葬を行うことをおすすめします。

ペットの火葬が可能な時間帯

ペットの火葬可能時間は、火葬の依頼先で異なります。以下で3つの依頼先について解説します。

ペット霊園の場合

一般的なペット霊園は、概ね朝8時から10時の間に始まり、夜は17時から20時前後の間に閉園となります。供養や火葬の対応時間も日中が多く、夜間に火葬を行えるペット霊園はほとんどありません。

自治体の斎場の場合

自治体の斎場も午前から夕方までの営業が一般的です。夜間は基本的に営業しておらず、火葬も行われていません。また、土日は多くの斎場が営業していません。

また、斎場の予約状況や空き状況により、火葬日時が決定されます。特に混雑する日は予約が取りにくいため、前もって確認しておきましょう。

ペット火葬車を持つ葬儀業者の場合

民間のペット火葬業者は夜間もサービスを提供しています。24時間365日対応で、飼い主様の都合に合わせた火葬の手配が可能です。

ペット火葬車を所持している業者であれば、訪問による夜間火葬も対応できるでしょう。夜間対応の有無や詳細なサービス内容は、各葬儀業者により異なるため、問い合わせてみましょう。

多くの民間のペット火葬業者は、予約や問い合わせ対応を24時間365日対応しています。COCOペットでも予約とお問合せは、24時間365日受付しております。深夜・早朝でも気兼ねなくご連絡ください。

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夜間にペット火葬をする際の注意点

夜間にペット火葬をする際の注意点

前述した通り、夜間のペット火葬はできるだけ避けるべきです。どうしても夜間にしか行えない場合は、以下の注意点に気をつけて行いましょう。

近隣住民への配慮ができる火葬業者を選ぶ

近隣住民への騒音や煙などに配慮して行いましょう。また、夜間の火葬に配慮してくれる火葬業者を選ぶとトラブルが起こりづらいです。

火葬中は移動火葬車のエンジンを停止していますが、どうしても人の話し声や作業音が発生します。ペット火葬業者のホームページや口コミを確認して、夜間の火葬に関する情報を集めましょう。

できるだけ人のいない場所で火葬する

夜間のペット火葬はできるだけ人のいない場所で行うようにしましょう。移動火葬車は好きな場所に移動できるため、近隣住民に迷惑のかからない場所で火葬することをおすすめします。

事前に業者に相談して、火葬場所について決めておくと安心です。

火葬時間を把握しておく

ご自身のペットの火葬にどれくらいの時間がかかるのか、予め把握しておきましょう。ペットの種類によっては火葬時間が長いからです。

鳥やハムスターのような小さなペットの火葬は30分ほどで終わりますが、大型犬などは2時間以上かかることもあります。夜間に長時間の火葬を待つのは大変でしょう。

時間が心配な方は一任個別プランや合同火葬など、火葬が終わるまで待つ必要のないプランをおすすめします。

私有地でも自分で火葬してはいけない

どれだけ忙しくても、ご自身で火葬してはいけません。例え私有地でも法律違反になります。

亡くなったペットは「一般廃棄物」にあたり、一般廃棄物を個人で処理することは「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で禁止されています。

昔は私有地で家庭ごみを燃やす方も多くいらっしゃいましたが、近年では近隣トラブルにも発展しています。必ずペット火葬業者に依頼しましょう。

参考:廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第四章雑則より

ペット火葬までの流れ

ペット火葬までの流れ

ペットが亡くなった直後は辛い気持ちでいっぱいで、何もできなくなる方がほとんどです。しかし火葬までにやらなければならないことがたくさんあります。

予め把握しておき、いざという時に迅速に対応できるようにしましょう。

ご遺体の安置

ペットが亡くなってしばらくすると、硬直が始まります。硬直が進む前にペットの身体を綺麗な姿勢に整えましょう。脚や腕が伸びた状態では棺に入らない場合もあります。

また、腐敗を遅らせるために涼しい場所でペットを安置しましょう。直射日光や高温の場所は避け、風通しの良い場所がおすすめです。

涼しい場所に安置しよう

ペットが亡くなった際、エアコンの効いた部屋に安置しておくと、腐敗を遅らせることができます。また、ペットの頭部や胃は特に腐敗しやすい部分です。保冷剤を使用して局所的に冷やし、ご遺体をきれいに保ちましょう。

ご遺体の下にペットシーツを敷く

亡くなったペットの体内からは、体液や消化しきれなかった異物などが漏れ出す可能性があります。床や周りを汚さないために、タオルやペットシーツなどで汚れ防止対策をしましょう。

また、筋肉が活動しなくなったり、血管やリンパ管が死後硬直により破れたりすることが原因で体液が出てきます。自然なことのため、決して目を背けずに冷静に対処しましょう。

安楽な姿勢に整える

死後硬直は死去後約2~3時間後から始まります。最初は手足や首などの先端から硬直が始まり、徐々に全身に広がっていきます。

そして死去後、約12~18時間後がピークとなります。ピーク時は最も筋肉が硬直しており、関節を曲げると、関節が外れるかもしれません。

死後硬直で身体が固まっている場合は無理に引っ張らずに、関節をさすりながら優しく整えましょう。

丁寧に身体をきれいにする

ペットが亡くなってすぐの時は身体にノミや害虫が残っているため、駆除もかねて清拭します。

身体を拭いたタオルや下に敷いたタオルはビニール袋に入れ、しっかり口を縛って処分しましょう。

身体を保冷剤で冷却する

ペットの腐敗を防ぐには、身体を冷やすことが大切です。

ペットは亡くなると、体内の発酵が始まり、腐敗が進行します。火葬までに腐敗が進まないよう、保冷材や氷を使って、ペットの身体をしっかりと冷やしましょう。

特に頭や胃は腐敗が進みやすいので、直接保冷剤を当てて冷やすと効果的です。また、温かい部屋で寝かせていると、腐敗がさらに進む恐れがあるので注意しましょう。

夏場はエアコンを使い、室温を下げることも大切です。ペットのご遺体を自宅で保存できる期間は、限られています。悔いのないようにたくさん話してもいいかもしれません。

ペット用の棺や段ボールで安置

ペットのご遺体は、火葬までの間ペット用の棺や段ボールに寝かせておきましょう。

寝かせる際は、保冷剤を入れると冷気が溜まり、よりご遺体を冷やせ、腐敗の速度を減らせます。

段ボールのまま火葬できるかは、業者により異なるため、事前に確認しましょう。

ペット火葬業者へ連絡

ご遺体の安置が完了したら、ペット火葬業者へ連絡しましょう。ご遺体の安置期間は1〜3日と短いため、早めに連絡することをおすすめします。

ペットが亡くなってからペット火葬業者を探すと、情報収集に時間を取られます。慌てて適当に予約すると希望通りの火葬が行えない可能性があるため、生前のうちからいくつか業者をピックアップしておくと安心です。

業者に飼い主様やご家族の希望を抜かりなく伝えて、悔いの残らないような火葬を執り行いましょう。

ご遺体を火葬する

予約した日時にご遺体を火葬します。火葬の内容はプランにより大きく異なり、主な火葬プランは以下の通りです。

  • 合同火葬:ご遺体の引き渡しのみ
  • 一任個別火葬:ご遺体の引き渡しから火葬の執り行いまで
  • 立会い個別火葬:ご遺体の引き渡しからご収骨まで

合同火葬は最も簡易的な火葬プランです。ご遺体の引き渡しのみであるため、約5〜15分で完了します。ご遺骨の返却はありません。対して立会い個別火葬は火葬から収骨までであるため、火葬時間に加えて30分ほどかかります。

忙しい方におすすめのペットの火葬方法

多忙な中でも、ペットと納得のいくお別れをしたいと考える飼い主様もいるでしょう。忙しい中でもしっかり火葬を行いたい飼い主様は、以下の方法がおすすめです。

合同火葬を選ぶ

合同火葬はご遺体を業者に引き渡すのみであるため、約5〜15分で完了します。まとまった時間が取れない方でも安心な火葬方法です。

ご遺体は後日、他のペットと合同で火葬され、提携の墓地や慰霊碑に埋葬されます。ペット霊園やペット火葬業者が行うため、最低限の弔いは可能です。

一任個別火葬を利用

一任個別火葬では、飼い主様やご家族様が火葬前まで立ち会えます。お骨上げやお骨拾いは業者が代行して行います。ご返骨は当日にされるため、忙しく時間がない飼い主様の手間や負担を軽減できます。

また、個別での火葬のため業者がスケジュールを調整してくれます。火葬の日時や手続きに関しては飼い主様のご都合に合わせたプランを選べるでしょう。

訪問火葬サービスに依頼

ペットとの別れは飼い主様にとって重要ですが、何か理由があって火葬場に足を運べない場合もあるでしょう。

訪問火葬サービスを利用すると、移動が難しい状況でも火葬車を所持している業者が自宅へ訪問し、ペットの火葬を行ってくれます。

COCOペットではご都合・ご希望に合わせて火葬車で火葬を行いますので、ご予約の際に担当者にご相談ください。

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24時間相談が可能なペット火葬業者に依頼しよう

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急にペットが亡くなってしまうと、飼い主様のご都合でペットのお見送りに時間がとれない場合もあります。突然のことでどうして良いかわからないと不安になることもあるでしょう。

その場合、24時間相談が可能なペット火葬業者に依頼すると飼い主様のご都合やご予算に合った供養方法を提案してくれます。

訪問火葬サービスのCOCOペットでは24時間365日、ペットの葬儀に関するご相談を受け付けています。

お見送りの際の火葬プランも、ペットの種類によって6,600円(税込)からさまざまなプランを提供しており、一般的な猫や小型犬であれば、17,600円(税込)から、中型犬であれば28,600円(税込)から、火葬方法やご供養の希望によってプランを選んでいただけます。

埼玉、東京(島しょ部除く)、千葉、神奈川、茨城エリアで最安を目指していますので、ペットのお見送りについてお考えの方は一度ご相談ください。

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